🎯 はじめに
Microsoft認定試験 SC-200(Microsoft Security Operations Analyst Associate) に、ついに 2回目の挑戦で合格 しました!
この試験は、セキュリティ運用・分析・調査の実務スキルを問う内容で、
SOC(Security Operations Center)で働くエンジニアには必須レベルの知識を求められます。
これから受験を考えている方に向けて、私が実際に使った教材や学習の進め方、
そして「1回目に落ちた理由」と「2回目で合格できたポイント」をまとめます。
📘 SC-200とは?
SC-200は「Microsoft Security Operations Analyst Associate」としてのスキルを証明する試験で、主に以下の製品と分野を扱います。
- Microsoft Sentinel
- Microsoft Defender XDR(Defender for Endpoint / Identity / Cloud Apps / O365)
- Microsoft Defender for Cloud(旧Azure Defender)
- KQL(Kusto Query Language)
- インシデント対応、ハンティング、調査、ロールと権限の理解
単なる座学ではなく、実際の運用・調査プロセスを理解しているかが問われます。
そのため「操作経験+設計・分析の知識」両方が必要になります。
💥 1回目で落ちた理由:時間配分ミスと見直し地獄
1回目の受験では、途中まで順調に進めていたものの、
途中で回答を見直しているうちに時間が足りなくなり、不合格。
特にSC-200は「シナリオ形式」や「複数正解」の問題が多く、
1問を深く考えすぎると時間が足りなくなるのが最大の落とし穴でした。
🚀 2回目で合格できたポイント
2回目は、前回の出題内容をしっかり思い出し、弱点を徹底的に潰す学習法に切り替えました。
1回目の出題傾向をメモして復習
よく出たKQL構文・ロールの違い・Defender製品の有効化権限を重点的に強化
ExamTopicsで似た問題を反復練習
ChatGPTで不明点を深掘り(公式ドキュメントもあわせて確認)
結果、苦手分野だった「Sentinelのロールと自動化」「Defender for Cloudの有効化権限」「ハンティングクエリの構造」も確実に理解でき、時間にも余裕を持って合格できました。
📚 使用した教材・サイトまとめ(全紹介)
🧩 ① Microsoft Learn(公式)
公式教材は基礎理解に最適。無料で体系的に学べます。
特に以下のモジュールは試験に直結します。
- Mitigate threats using Microsoft Defender XDR
- Create detections and perform investigations using Microsoft Sentinel
- Protect Azure resources with Microsoft Defender for Cloud
🧠 ② ExamTopics
https://www.examtopics.com/exams/microsoft/sc-200
最も実践的な学習サイト。的中率が非常に高いです。
一方で、解答に誤りが混じることもあるので、ChatGPTやMicrosoft Learnで裏付け確認をしながら使うのがコツです。
💬 ③ ChatGPT(学習パートナー)
自分はChatGPTを解説とドキュメント確認用としてフル活用しました。スクリーンショットから問題文を文字起こし各選択肢の根拠をMicrosoft Learnで検証KQLやSigmaルールの意味を実行イメージで理解
「なぜAではなくBなのか?」の理由を論理的に説明してもらう。この使い方をすると、単なる暗記ではなく理解ベースの学習に変わります。
🧩 ④ YouTube / Udemy講座
John Savill’s Technical Training(YouTube)
→ Microsoft公式解説レベルの品質。特にSentinelとDefenderの構成が理解しやすい。
UdemyのSC-200対策講座
→ 模擬問題付きで、ExamTopicsよりも「考え方」を学べます。
💡 学習の進め方(実践ステップ)
1️⃣ まずMicrosoft Learnで全体像を把握
2️⃣ ExamTopicsで問題形式に慣れる
3️⃣ ChatGPTで「なぜこの答えなのか」を理解する
4️⃣ KQL問題は実際にSentinel環境でクエリを動かして確認
5️⃣ 試験直前はロールと権限・アラートの有効化範囲を再確認
⚠️ 試験の印象と難易度
正直に言うと、SC-200はかなり難しい試験です。
KQLの理解だけでなく、「どの製品のどの機能で何ができるか」を細かく把握する必要があります。
特にひっかけやすいのは:
- 「Security Admin」「Owner」「Contributor」の権限違い
- Sentinelのトリガー(Playbook, Automation rule, NRT rule)
- Defender for Servers / Endpoint / Cloud の有効化条件
🎓 まとめ:2回目で掴んだ教訓
- 1回落ちても気にしない。 出題傾向を覚えておけば、2回目で必ず突破できる。
- ExamTopicsの的中率は高いが、理解を伴わせることが重要。
- ChatGPTは「解答確認+理解補強」に最適な学習パートナー。
🔜 次の目標
SC-200を取ったことで、Microsoftセキュリティ系の基盤が理解できました。
次は SC-100(Cybersecurity Architect Expert) を目指し、
よりアーキテクチャ設計寄りの知識を深めていきます。
✍️ 最後に一言
SC-200は決して簡単ではありませんが、実務にも直結する内容なので、取得の価値は非常に高いです。
1回で受からなくても諦めず、ChatGPT・ExamTopics・Microsoft Learnを組み合わせて勉強すれば、必ず合格できます!




















