うちのおじいちゃんはそろそろ85歳で、通常の生活はなんとかできるけども自分で食事をつくったり、掃除をしたりというのは厳しい状態です。(というか昔の人なので、そもそも食事とかは得意ではないらしい。)
また耳が遠く、記憶力もかなり落ちてきている為、そろそろ介護サービスを受けたり老人ホームに入る準備もしておかないといけないと思い、近くにある介護支援センターに相談に行ってきました。
今回はその手順を記載しておきたいと思います。
ちなみに私の場合、おじいちゃんが一時的に山口から川崎に来ているため、すこし話はややこしくなっています。
1.まずは介護支援センターに電話してみる
ちょうどその日は会社の年休をとっており、時間があったので平日の10時頃にインターネットで電話番号を調べ、近くの介護支援センターに電話してみました。
するとその日の午前中であれば相談に乗ってもらえるということだったので、早速、おじいちゃんを車に載せて、介護支援センターに行ってみました。
到着してみると、そこは介護支援センターという看板はあまり見当たらず、老人ホームの中の一角にあるような感じでした。
再度、到着した旨の電話をすると担当の方が玄関まで迎えに来てくれて、コロナ禍の中なので入念な体温チェックや消毒のあと、玄関の近くの机にて相談に乗ってもらえました。
2.老人ホームのタイプとしては4つある
まず最初に教えてもらったのが、老人ホームのタイプにはどんなものがあるのかということです。
簡単に要約すると以下のようになるみたいですが、地域によって変わると思いますので参考程度にしてください。
特別養護老人ホーム | 通称、特養。 川崎市では基本的に要介護3以上でないと入れないとのこと。 また費用は8〜12万円/月らしい。 |
サービス付き高齢者住宅 | 要支援1から入れるが、費用は25万円/月くらいかかるらしい。 |
有料老人ホーム | とにかく高いらしい。 |
グループホーム | 費用は18万円/月くらいで、専属のお医者さんがいるところが多く、ある程度の診察はしてくれるらしい。 |
正直言って、自分が想像していた以上にお金がかかるらしいです。ちょっとじいちゃんの年金だけだときびしいかなという印象です。
また老人ホームにはいる場合だけでなく、地域でいろいろ提供しているサービスを受ける為にも、最低でも要支援1は必要とのことです。
つまり、介護認定をうけないと何をやるにしても始まらない、ということがわかりました。
3.介護認定をうけるには2ヶ月くらいかかる
つづいて介護認定を受ける手順を聞いてみました。
ちなみにうちのじいちゃんは、先ほど書いたとおり、私が冬の間面倒を見る為に一時的に山口から川崎まで来てもらっている為、主治医となってもらえる人がおらず、かかりつけのお医者さんもいません。
そんなケースの場合、以下の手順で進めたら良いそうです。
1.意見書を書いてもらえる主治医を探す | 山口でもらっていた持病のくすりを出してもらえるお医者さんを川崎で探し、お薬をだしてもらう時に、介護認定の意見書を書いてもらえないか相談してみる。 |
2.介護保険認定申請書を入手する | 私の場合、山口市のホームページなどから「介護保険認定申請書」を入手する。 |
3.介護保険認定申請書を記入し市役所に送付する | 山口市に介護保健課のような名前の部署があるはずなのでそこに電話し、申請書を書いたので郵送する旨の電話をする。 その際に、その他必要な書類がないか、併せて確認の上、申請書と一緒に送付する。 |
4.市から主治医に意見書が送付される | ここは自分で何かする必要はなし。 私の場合、山口市から1.で探した主治医の方に意見書が送付されるらしい。 |
5.認定チェックをしてもらう | ここはちょっと正しいかあやしいですが、4.の後で介護認定か可能かチェックする人がおじいちゃんのところに来るので、おじいちゃんと一緒にその質問に答える。 |
6.結果付きの介護保険書を送ってもらう | (たぶん5.のときに、おじいちゃんの介護保険書を審査員に渡すのだと思いますが、)審査結果が書かれた介護保険書を自分もしくはおじいちゃんに送ってもらう。 |
7.介護センターに再び相談に行く | 無事?認定がでたら、それをもって再度、介護センターに相談にいく。 |
なかなか長い道のりで、全体で2ヶ月くらいの期間はかかるようなので、必要になってから準備を始めても遅いようです。
早め早めに準備していきましょう!
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