トイレのタンクから便器へ水漏れしていたので、フロートバルブを交換してみた

Pocket

私の住んでいるアパートはおそらく築30年くらい経っていて、水回りのいろいろな箇所の修理が必要となってきています。

そんな中、上下水道代がどうも高いんじゃないかということで原因をいろいろ探っているのですが、その候補として上がっていたのが、水洗トイレのタンクからちょろちょろと流れ続けている水漏れでした。

そこで思い切って自分で修理しようと考えたのですが、原因としては主に以下の2つが考えられる状況でした。

・ボールタップ(浮き球)の破損
・フロートバルブ(ゴム栓)の劣化

まずボールタップの見てみたのですが、特に浮き球が破損している様子はなくちゃんと水に浮いているようでした。(ただし浮き球から伸びている棒の付け根の部分がガタガタと緩んでいて斜めに傾いているようではありましたが。)

また、タンクの中で縦に伸びている管(オーバーフロー菅)とタンク内の水位の関係をみてみると、水位はオーバーフロー菅の先端から1〜2センチ下となっており、水がタンクに入り続けて溢れているわけではなさそうでした。

そこで、水漏れの原因をフロートバルブ(ゴム栓)の劣化と考え、交換してみることにしました。

TOTOなら30年くらい前の部品も変わらず売っている

さきほど書いたように私の住んでいるアパートは築30年くらい経過しており、トイレもそのころに設置されたもののハズなのでマニュアルも残っておらず、部品があるか心配していました。

しかし、消えかかっていたトイレタンクの品番が「S517B」であることをなんとか読み取り、インターネットで調べてみたところ、フロートバブルの品番が「THY416R」であることがわかりました。

詳しくは以下のサイトで「S517B」で検索すると確認できます。(2022.3.21現在)

COM-ET 修理施工ナビ
https://search.toto.jp/contents/navi/

さらに、まだその部品がAmazonで売られていることも発見しました。

他の人もレビューで書いていましたが、さすがTOTOさんですね!

フロートバブル(THY416R)

フロートバルブの交換自体は以外と簡単

Amazonのサイトにフロートバルブの交換をした人の書き込みがいくつかあり、中には、元々付いているフロートバルブを交換するのに非常に苦労した人がいました。

おそらく部品によっては劣化で2本飛び出た腕の部分がかなり硬くなっており、特にタンクの壁面に近い側の腕を外すのに苦労されているようでした。

しかし、我が家の場合はそこまで硬くなっておらず、意外にすんなり取り外すことができました。

フロートバルブを取り外した状態

また新しい部品の方はというと非常に柔軟性があるので、簡単に取り付けることができました。

なお、部品を交換する前に水を止めてタンクの中の水を全部抜いておくことを忘れないようにしましょう。
(ちなみに我が家のトイレタンクの側にある止水栓は古くなっており、時計回りに回しても水が止まらず、部屋全体の水の元栓から止める必要がありました。)

また古いフロートバルブは非常に汚れいているので、ゴム(ビニール)手袋も必須ですね。

取り外した後、元々付いていたフロートバルブを見てみたのですが、上の写真の穴に長年ぴったりくっついていたせいか下の写真のように歪んでおり、これが水漏れの原因になっていたようです。

フロートバルブ(元々付いていたもの)

交換後は水漏れがピタリと停止

新しい部品を触った時のゴムの柔軟性はかなりのものだったので交換する前から期待はしていたのですが、実際に交換してみたところ、その効果はてきめんでした。

いままで便器の底の水が常にわずかですが波打ち続けていたのですが、交換した途端、水漏れがなくなり、波がまったくたたなくなりました。

フロートバルブ交換後

うーん、こんなに違うんだったら早く変えればよかったかも。

次の上下水道代がどれくらい減っているか(それともあまりかわらないのか)期待しながらまってみたいと思います。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA