背中が少し曲がっていて不器用だったけども愛嬌のあったコリドラス・ハステータスさんとのお別れ

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我が家にはコロナ禍が始まる前からずっと飼っているコリドラス・ハステータスが3匹いました。

その3匹はとても仲がよく、いつも一緒に泳いでいたのですが、3匹ともに、目がすごく小さかったり、逆にとても大きかったりととても個性がありました。

そんな中、ひときわ目立っていたのが、すこし背中がまがって盛り上がっており、そのせいか泳ぐのがちょっと下手な子でした。

その子は他の2匹が優雅に泳いでいる中、必死に泳いで水面に顔を覗かせたり、餌を見つけて突撃していたりました。

そんな感じでとても弱そうでみんな心配していたのですが、一方で、食欲に関してはとても旺盛で、餌を投げ入れたときに一番に食らいついていたのも、その子でした。

なのでこの子は長生きするのかな、どうなんだろうかと心配していましたが、ついに昨日、なくなる日がやってきてしまいました。

亡くなる前の数日はいつもよりやはり元気がなさそうで、これまでなくなった他の子もそうであったように、警戒心が薄れるのか、そんなことが気にならなくなるのか、水槽の前面にきてじっとしていることが増えていました。

そんな時ですら、ちっちゃくて、ちょこんと砂の上に立っているこの子はとても愛嬌がありました。

そして昨日、朝から調子がわるそうでたまに横になっていたり、ほかのコリドラスのしっぽで起こされたり、われわれが心配して(もう死んじゃったのかなとおもって)ピンセットでつまもうとして立ち上がったり、一進一退を繰り返していました。

とても愛嬌のあったはっさん

しかし、夕方ごろ、ついに力つきて亡くなってしまいました。

亡くなる少し前、他のコリドラスたちもそれを察したのか、その子の周りに集まってきて、なんだか心配そうにしていました。

ガラスに近づいて向こうを見ているはっさんと心配する他のコリちゃん

水槽にいるこの子たちは、弱っているからといって他の敵に食べられるわけでもなく、最後の最後まで命の続くかぎり頑張って生きようとしており、そんな姿を見て、自分もいつももっとがんばらなきゃなと励まされています。

コロナ禍になって、すっかり新しい子をお迎えしなくなり、すでにいる子の様子をじっと見ていることが多くなったせいか、一匹一匹がすごく大切に思えるようになってきている今日この頃です。なので1匹でもなくなってしまうとつらいですね。

他の子は昨日亡くなってしまった子に代わってもっともっと長生きしてほしいです。

コリドラスはあまり泳ぐことは多くなく、じっと水の底にいてこちらの様子を見ていることが多く、時には我々が近づいて水槽の奥に逃げ出したり、こちらじっと見ていると、警戒がとけるのかこちらに向かって遊びにきたり、とても愛嬌のある子たちばかりです。

もしあまり手はかけられないけど、ペットに癒されてみたいという人は、コリドラスを飼ってみることをお勧めしたいです。

はっさん、いままでありがとう。


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