インスタンスをEIP(固定IP)にしてWordPressのSEOが変わるか確認してみた

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WordPressをAWSで立ち上げてから、インスタンスのIPはパブリックIPのままにしていましたが、これだとインスタンスを再起動する度にIPが変わってしまう為、SEO 上よろしくないのではないかとおもっていました。
そこで今回、IPを固定にするEIP(Elastic IP)に変えてみて、検索結果が上位にくるようになるか確認してみることにしました。

パブリックIPからEIPへの変更は非常に簡単

もしかしたら、EIPにするとDNSの情報も書き直さないとアクセスできなくなるのではないかとおもっていましたが、そんな心配は無用でした。
以下の手順でEIPを作成し、既存のインスタンスに紐づけるだけで完成です。

1.EC2の画面に移動

Elastic IPを設定する為に、EC2の画面に移動します。

2.EIPの作成

左ペインからElasitic IPを選択すると、以下の画面が表示されますので、右上にある、「Elastic IP アドレスの割り当て」ボタンを押します。

すると以下の画面が表示されますので、AmazonのIPv4アドレスを選択したまま、「割り当て」ボタンを押します。

これで以下の通り、EIPとして割り当てられるIPアドレス(下の例では18.X.X.X)が決まります。

3.EIPのインスタンスへの割り当て

次に、先ほどのIPアドレスをチェックボックスでチェックした後、右上の「Actions」と書かれているプルダウンから「Elastic IP アドレスの関連づけ」を選択します。

Elastic IPアドレスは必ずインスタンスに割り当てましょう。

割り当てしていない Elastic IP アドレスは課金されるらしいので、必ずインスタンスに割り当てておきましょう。 

すると、以下の画面が表示されますので、インスタンスのプルダウンからElastic IPを割り当てるインスタンスを選択し、「関連付ける」ボタンを押します。
プライベート IP アドレスも指定できるようですが、ここはオプションのようで何もしなくても勝手にプライベートIPアドレスが割当たるので、放っておいてよいようです。

これで以下の通り、インスタンスにElastic IPが割り当たりました。

パブリックIPアドレスから Elastic IPに切り替える場合、これで作業は完了です。DNSの設定変更などは不要で、いままでのドメイン名でインスタンス上で動いているWordPressにアクセスできました。

EIPに切り替えても。。。

いまのところWordPressへのアクセスは増えていないので、SEOは変わっていない気がします。。。ね。