インスパイアされた本 – 「会計天国」

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最近、仕事で社内の経費について考えることがあり、何にもそのあたりの知識が無いことに危機感を覚えたことから何か良いビジネス本がないかなあと探していました。
そんな中で、この「会計天国」という本に出会いました。

会計を扱った小説ということで、気軽に読めるかなあとおもって読み始めたところ、大正解。1日かからずに最後まで読むことができました。
会計は会社の仕事の中で多少触れたことはあるのですが、貸借対照表などの見方はまったく知らない私でしたが、なんとなくその重要性はわかった気がしました。

この本の中でも書かれていましたが、こういった会計書類は会社業績の結果だけを表しているものではなく、それらの書類の中から会社というものを動きを把握することができ、その問題点とこれから行うべきことが見えてくるという、非常に重要なものであるということが理解できました。

凄腕コンサルタントが会社経営に行き詰まった人をたった1時間のレクチャーで救っていく

この本の物語の主人公は北条という凄腕の会計コンサルタントが自動車事故で昏睡状態になってしまうところから始まります。

運び込まれた集中治療室の自分の体から幽体離脱した北条は、天国から迎えにきたオールバックでアタッシュケースを抱えた天使?のKから、死ぬまでの1週間の間に会社経営に困っている5人の人間を将来幸せにしてあげられたら現世にもどしてあげるといわれ、よく理解できないまま引き受けます。

たった1時間のレクチャーでそんな簡単に救えないだろうと思うところもありますが、彼ら5人はみんな行き詰まってわらをもつかむ思いの為、みんな必死で北条の話に耳を傾けます。

行き詰まった人たちとの軽妙な会話が魅力的

この天使との会話や、その後、北条がいろんな人や物に乗り移ってターゲットとなった5人を救ってあげるあたりの軽妙な会話は、私に「空中ブランコ」などの著者である奥田英朗を思い出させました。

この軽妙な会話のおかげで、会話の途中に沢山でてくる数字のお話にあまり苦痛を感じず、最後まで読み続けることができました。

正直に言うと、最初のターゲットの貸借対照表の途中まではお金の流れについていけていたのですが、だんだん正確なところは追えなくなってしまいました。
しかしながら、「財務諸表」「損益計算書」そして「貸借対照表」の「財務3表」の重要性はかなり伝わってきました。

そして、やはりそろそろこういった会計について理解した上で仕事を考えていく必要があるなあと、気持ちを新たにすることができるとともに、自分の会社の今のやり方にちょっと疑問を感じるようにもなってきました。

ビジネス本だけど、フィクションの小説もまた読んでみたいと思わせる

最近、ビジネス本を読むことがおおくなり、フィクションの小説からは少し遠ざかっていましたが、この本はビジネス本でありながら、フィクションの世界に久々に引き込んでくれ、そういった世界の面白さを再認識させてくれた本という意味でも、自分にとっては非常に貴重な一冊になったのではないかと思います。

また、近いうちにもう一度、数字の中身まで追いながら読んでみたいと思いますし、その他の会計の本も読んでみたいと思います。
そして何より、この著者の別の本もたくさん出ているようです(どうもすべて漢字4文字になっているっぽい)ので、読んでみようかなあと思っています。


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