急遽、1週間後にAZ-500の試験を受けないといけない状況になり、なんとかクリスマスイブの今日(2024/12/24)、合格することができましたので、その方法をここに記載しておきます。
ちなみに私は1年前に AZ-900を取得済みです。
このブログの概要は以下の通りです。
1.Udemyの模試を受ける(初級編)
2.MS公式の模試を受ける(中級編)
3.最後まで諦めずに試験を受ける(上級編)
4.試験の概要
5.補足(あまり利用しなかった教材)
正直、ここまでやれば 700点ぎりぎりで受かる可能性があります。もしそれ以上の確率で合格したいのであれば、実務経験やMS Learnの読み込みが必須でしょう。
それくらい AZ-500 の試験はきびしいです。
1.Udemyの模試を受ける
下記の模擬試験を受けます。かなり基本的な内容なので、この模試をすべて100点満点でクリアできるくらいになりましょう。
AZ-500 Azure Security Technologies 模擬問題集
https://www.udemy.com/course/az-500-azure-security-technologies/?couponCode=KEEPLEARNING
模試は3種類ありますが、毎回同じ問題が出ますので、2〜3周すれば、すべて100点近い点数がとれるようになると思います。
ちなみにこのレベルの問題は実際の試験では出題されません。
2.Microsoft Learnの模試を受ける
次に Microsoft公式の AZ-500模試を受けます。この模試は Udemy を初級レベルとすると中級レベルの模試になります。
どんなコマンドを実行したらいいかや、Azureのポータルでこんな設定がされている場合にどういった挙動になるかなど、グッと実際の試験に近い問題になります。(とはいえ、まだまだ実際の試験の内容には遠いですが。)
試験 AZ-500 のプラクティス評価:Microsoft Azure Security Engineer
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/azure-security-engineer/practice/assessment?assessment-type=practice&assessmentId=57&practice-assessment-type=certification&source=docs
模試や1種類しかありませんが侮るなかれ、毎回少しずつ問題が入れ替わるので100点満点を取れるようになるのは容易ではありません。
しかし、2〜3回続けて90点を超える点数をとれるようになってくると、AZ-500の700点をクリアできる可能性がでてきます。
実際、同じような問題が本番試験の中で1割くらいでてくるので、このMicrosoft公式の模試を受けておくことは必須です。
これで700点をクリアできる可能性、つまり基礎知識がついた状態になります。
しかし、実際の AZ-500 の問題はこんなものではありません。もう1段階応用を効かせる必要があります。
3.最後まで諦めずに試験を受ける
2.までクリアできたらもうあなたは AZ-500に合格する可能性を秘めています。
しかし、あくまで可能性というだけで、実際には運(自分の得意なパートが出てくるかどうか)とあきらめずに最後まで応え続けられるか、が重要になってきます。
AZ-500の試験は最初はやさしく、徐々に問題が難しくなっていくということはなく、いきなりむずかしい問題が出てきます。
そこでもうダメだとおもってしまったら合格は難しいと思います。
わたしの場合も最初から難しい問題が出題され、いきなり無理じゃないかという考えがよぎりましたら、5問目くらいからようやくこれなら答えられそうという質問がポツポツと出てきて、そこで気を取り直すことでなんとか合格することができました。
もう一度いいますが、最後まで頭をつかって最後まで粘ること、これが重要です。
ちなみに私の試験の場合は、Microsoft Defender for Cloud に関する質問がやたらと出てきた感じでした。
もし、上に書いた1.2.の後、何を重点的に勉強したらいいかと効かれると、いまの私なら、Microsoft Defender for Cloudを隅々まで勉強しておけ、というでしょう。
試験の概要
私のケースでは全52問(時間は100分くらい)で以下のような問題がでました。ちなみにラボ(実際にPortalの設定を操作する系)的なものはありませんでした。
1〜45問目くらいまで
・基本的に回答の選択肢からプルダウンで正解を選ぶ形式です。たまに、ドラッグアンドドロップで回答を選択する形式もあります。
・内容としては先ほど書いたとおり、Microsoft Defender for Cloudのかなりマニアックな質問(模試では対応不可能)や必要な管理者権限/操作可能な管理者を選択するもの、プライベートネットワークの接続方法、PIM、Key Vault などが出ていたと思います。
46〜48問目くらいまで
・一つの状況が提示されて、それぞれの対応が正しいか、間違っているか選択する問題。ここは意外と簡単だったかも。模試レベルで対応可能です。
49〜52問目くらいまで
・ある企業の現在の環境と今後の計画が説明されているドキュメントを読まされて、それを踏まえた質問が行われる形式。ここは難関です。ここで30分くらい残り時間があれば落ち着いて答えられそう。
特に46問目あたりからは模試では見ない形式なので、最初はちょっと面食らうかもしれませんが、おちついて確認すればなんとかなるかと思います。
補足
Microsoft AZ-500 Certification Exam 2024(Udemy)
Udemy の Microsoft AZ-500 Certification Exam 2024 が評価4.8と高評価なので購入してみましたが、正直、不要でした。
理由としてはやたらと問題数が多い、日本語版がない、回答の説明がごちゃごちゃしてわかりずらい、という感じです。
Microsoft AZ-500 Certification Exam 2024
https://www.udemy.com/course/microsoft-az-500-certification-exam-2024/?couponCode=KEEPLEARNING
時間とお金がある人はやってみてもいいかもしれませんが、私はおすすめしません。(最初の60問くらいで時間切れでした。)
最短突破 Microsoft Azureセキュリティ テクノロジ[AZ-500]合格教本
また、最短突破 Microsoft Azureセキュリティ テクノロジ[AZ-500]合格教本 Kindle版 をAmazonで買ってみましたが、時間がなく、再度まで読み終わることはありませんでした。
ただ、Azureを体系的に理解するにはいいと思いますので、もし時間があれば読んでおくことをおすすめします。
最短突破 Microsoft Azureセキュリティ テクノロジ[AZ-500]合格教本 Kindle版
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BDYFCZ5G/ref=ppx_yo_dt_b_d_asin_title_351_o00?ie=UTF8&psc=1
コメントを残す