「貯金兄弟」はこれから社会人になる人におすすめ

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先日、「会計天国」という本を読んで会計の知識がつけられる上に、ストーリーも面白かったので、同じ作者が書いた「貯金兄弟」を読んでみることにしました。

お金にまつわるテクニックが手軽に学べる

「会計天国」がかなり良かったのでこの本を手に取りましたが、それは自分が少し会計に興味をもっていたからであり、そうそう面白い本ばかりではないだろうと、当初そこまでこの本には期待してはいませんでした。

しかし、この「貯金兄弟」もそれに違わずストーリーがおもしろいだけではなく、人生の中で必ず直面する、お金に関する選択肢や役に立つ知識がいろいろと埋め込まれていました。

特に私がハッとさせられたのは、保険や社会保証に関する自分の知識の無さと、住宅購入に関する思いがけない考え方です。

保険については、自分の場合、若い頃に会社に来た保険のセールスレディの提案をそのまま何も考えずに加入しており、どういった病気にどこまで保証されるのかをちゃんと確認していないことに改めて気づかされました。
最近は歳をとってきたこともあり、以前よりはそういったことに気を配るようになってきましたが、若い頃からこういうことを意識していれば、もっと節約や貯蓄ができていたかもしれません。

一方、社会保証については、怪我をして病院に行った場合、保険証を出せば費用の3割負担ですむくらいの知識しかありませんでしたが、費用が高額な場合、もっと負担してもらえる制度があることをこの本で知りました。
もしこの本を読んでいなければ、そのことに気づかず、大きな怪我をした時に自分の保険料を無駄にしていたかもしれません。

また、住宅購入に関しては、この本の中で兄弟が持ち家がいいか、賃貸がいいかを口論する場面がありますが、その中で兄が行った、土地を円の面積で考えるという部分が自分の発想にはなく、ハッとさせられました。
(最初はどういう意味かよくわからず、2、3回読み直しましたが。。。)

単純にお金の話だけではないストーリー

この本では、幼い頃、義理の父に虐待されて育った兄弟が火事から生き延び、お互いにお金に関して異なった考え方を持ちながら老後までを過ごしていくストーリーが描かれています。
そのストーリーの中で進学、人付き合い、保険、住宅などに関するお金の使い方について、異なった価値観(兄の方はあまり深く考えず、弟の方は考えすぎ)を持ちながら生活していきます。

しかしながら、この本は、ただ単純にお金の知識がつけられるビジネス書ライクにはなっていません。
兄の生涯の生活をベースとしながら、倹約家の弟との意見の対立や、火事のあと離れ離れになった義理の父との関係に関する疑念、そしてそもそもその火事を発生させた可能性のある弟の不思議な力についてなどについてうまく描かれており、最後まで飽きさせることなく読者を引っ張っていきます。

私の場合、前半は何日かに分けて読んでいましたが、後半は休みの日だったこともあり一気に読んでしまいました。

この作者の本は、いろんな角度からお金に関する知識を学べるものが多く、まだまだたくさん出版されているので、これからも読んでいきたいと思っています。

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