はじめに
Microsoft認定試験 SC-200(Microsoft Security Operations Analyst Associate) に、2回目でようやく合格しました。
そこで、これから受験を考えている方に向けて、私が実際に使った教材や学習の進め方、そして「1回目に落ちた理由」と「2回目で合格できたポイント」をまとめます。
1回目で不合格だった理由
1回目の受験では、途中まではそこそこ順調に進めていたのですが、途中でそれまで解いた問題の一覧が表示され、その時点で全問解いたと勘違いし問題の見直しをじっくりしてしまいました。
しかしながら実は最後に長文の問題が残っており、それに気づいた時には残り5分をきっていました。
結果、700点まであと14点というところだったので、すべて問題を解き終わっていたら合格していたかもとおもうととてもくやしい思いをしました。
問題数がどれくらいあるのは、最初に把握しておくことは重要だと思い知らされました。
2回目で合格できたポイント
2回目は、前回の出題内容をしっかり思い出し、弱点を徹底的に潰す学習法に切り替えました。
- 1回目の出題傾向を思い出して復習
- 特にSecurity for COPILOT はあまり勉強していなかったにもかかわらず結構出題されていたので重点的に勉強
- ExamTopicsで似た問題を反復練習
- ChatGPTで不明点を深掘り(公式ドキュメントもあわせて確認)
結果、問題を見直すことなく時間にも余裕を持って合格できました。合格点はそれでもぎりぎりでしたが。。。
📚 使用した教材・サイトまとめ(全紹介)
🧩 ① Microsoft Learn(公式)
公式教材は基礎理解に最適。無料で体系的に学べます。特に以下のモジュールは試験に直結します。
- Mitigate threats using Microsoft Defender XDR
- Create detections and perform investigations using Microsoft Sentinel
- Protect Azure resources with Microsoft Defender for Cloud
🧠 ② ExamTopics
https://www.examtopics.com/exams/microsoft/sc-200
最も実践的な学習サイト。的中率が非常に高いです。
一方で、解答に誤りが混じることもあるので、ChatGPTやMicrosoft Learnで裏付け確認をしながら使うのがコツです。
💬 ③ ChatGPT(学習パートナー)
自分はChatGPTを解説とドキュメント確認用としてフル活用しました。特にExamTopicsは明確な正解が記載されていなので、ChatGPTに正解とその根拠を質問しながら勉強を進めました。
💡 学習の進め方(実践ステップ)
1️⃣ まずMicrosoft Learnで全体像を把握
2️⃣ ExamTopicsで問題形式に慣れる
3️⃣ ChatGPTで「なぜこの答えなのか」を理解する
⚠️ 試験の印象と難易度
正直に言うと、SC-200はかなり難しい試験です。
KQLの理解だけでなく、「どの製品のどの機能で何ができるか」を細かく把握する必要があります。
特にひっかかりやすいのは以下の部分ではないかと思います。
- 「Security Admin」「Owner」「Contributor」の権限違い
- Sentinelのトリガー(Playbook, Automation rule, NRT rule)
- Defender for Servers / Endpoint / Cloud の有効化条件
🎓 まとめ:2回目で掴んだ教訓
- 1回落ちても気にしない。 出題傾向を覚えておけば、2回目で必ず突破できる。
- ExamTopicsの的中率は高いが、理解を伴わせることが重要。
- ChatGPTは「解答確認+理解補強」に最適な学習パートナー。
🔜 次の目標
SC-200を取ったことで、Microsoftセキュリティ系の基盤が理解できました。
次は SC-100(Cybersecurity Architect Expert) などを目指し、よりアーキテクチャ設計寄りの知識を深めていきます。
✍️ 最後に一言
SC-200は決して簡単ではありませんが、実務にも直結する内容なので、取得の価値は非常に高いです。
1回で受からなくても諦めず、ChatGPT・ExamTopics・Microsoft Learnを組み合わせて勉強すれば、必ず合格できます!