2段階認証設定をしているGoogleアカウントにプログラムからアクセスするには、アプリパスワードを使いましょう

Power Automateから2段階認証を行なっているGmailのメールサーバ経由でメールを送信する場合、Gmail で使っている通常のパスワードではなく、Googleからアプリパスワードを取得する必要があります。

ここでは、そのアプリパスワードの取得方法を記載しています。

1.Googleアカウント画面を表示する

Googleのサイト(https://www.google.com/)にアクセスすると、右上に自分のアイコンがありますので、それをクリックします。

クリックすると「Googleアカウントを管理する」というボタンが表示されるので、それをさらにクリックします。

googleサイト

すると、「Google アカウント」という画面が表示されますので、その画面の左メニューから「Security」をクリックします。

google account

セキュリティ画面に移ると、2段階認証の設定項目がありますので、それをクリックします。

google security

2段階認証の画面に移ったら、ページを一番下までスクロールさせると「アプリ パスワード」の設定項目がありますので、それを再度クリックします。

Google – 2Step Verification

アプリ パスワードの画面の下側でパスワードを利用する「アプリ」と「デバイス」を選択し、「生成」ボタンを押します。

Google – Application password

するとアプリ パスワードが生成されますので、これをGmailにアクセスさせるアプリに設定します。

Google – Application Password

Google AdSense のPINがなかなか届かなかった件

Google AdSenseをやっていて収益が1,000円を超えたあたりで、Googleから住所を確認する為にPINを郵便で送りますという連絡がきます。

Google AdSenseの住所確認通知

この対応をしないと収益が8,000円を超えても支払ってもらえないばかりか、広告配信まで停止される可能性があるようです。

PINが1ヶ月過ぎても届かない

そこで今か今かと待ちわびていましたが、1ヶ月過ぎてもいっこうに届きません。

Googleの説明では届くまで2〜4週間かかるとありましたが、流石に遅いということで、Google AdSense に登録した住所を確認してみました。

すると、私が住んでいるアパートの名前までは書いていたのですが、部屋の番号が書かれていないことが判明しました。

必要もないのに住所をすべて記載するのは躊躇される方もいると思いますが、Google AdSense では広告収入の支払いに影響してくるので、最初から正確に記載しておいた方が良いようです。

住所を修正し、再送依頼

そこで、Google AdSense のサイトから住所を修正し、PINの再送を依頼しました。

なおPINの再送をWebから依頼すると、その時に登録されている住所ですぐに再送処理が始まるようなので、以下の順番で実施する必要がありそうです。

■PIN再送依頼手順
1.Google AdSense のサイトから住所を修正
2.同サイトにてPINの再送依頼

とりあえずPINの再送依頼をした後で住所を変更しておこう、と考えてしまうと、また届かない可能性があります。

再送依頼後、2週間程度で到着

再送依頼をすると、今度は2週間かからないくらいでPINが到着しました!

どんな封筒でくるのかと思っていましたが、私のところに来たのは以下のような感じで、横22cm×縦14cmくらいの小さめの封筒(というか袋とじ)でした。

Google AdSense からの郵便(表)

また裏面はばっちりGoogle AdSense のマークが入っているので、届いたらすぐにわかると思います。

Google AdSense からの郵便(裏)

なお封筒の表(ぼかした部分)には、「届かなかったらマレーシアまで送り返して」と書かれていますので、私の最初の郵便はマレーシアに帰ってしまったのでしょうね。

PINを入力し、住所確認完了

そして郵便を開くと、大きく青い文字で6桁のPINが書かれていますので、それをGoogle AdSense のサイトから入力すると、以下の通り住所確認が完了します。

Google AdSense でPINを入力した結果

なお、PIN入力直後は、最初の画像に出ていたピンクの警告が残っていますが、翌日再度確認したところ、消えていました。

さあ、あとは8,000円を目指して日々頑張るだけですね。

Google AdSense の広告が表示されなくなったので、WordPressにAdSenseコードを再設定してみた

一昨日あたりから突然、Google AdSenseの収益が0になり始めたので、もしやと思い、自分のWebサイトをブラウザで表示させてみたところ、広告が一切表示されなくなっていました。

そこでいろいろ原因を調べてみたところ、WordPressのheader.php からAdSenseコードが消えていることがわかりました。

以前にも同じようにAdSenseコードが消えて広告が表示されなくなっていたことがあり、今後もたまに発生しそうなので、復旧方法をここにまとめておきます。

1.header.php ファイルの<head>タグを確認

WordPressのメニューから「外観」-「テーマファイルエディター」を選択すると、以下のように右側に、テーマファイルのリストが表示されます。

その中からheader.php を選択します。

WordPressのテーマファイルエディター

すると、header.php のコードが表示されますので、<head>から</head>の間に赤点線で囲ったようにAdSenseコードが記載されているか確認します。

今回、私の場合には22〜23の<script>タグで囲まれたAdSenseコードの記載がすっぽりなくなっていました。

2.AdSense コードをコピー

AdSenseコードは Google AdSense サイトからコピーできます。

AdSense サイトの左側のメニューから「広告」-「サマリー」を開くと、以下のように「コードを取得」のリンクがあります。

Google AdSenseサイト

この「コードを取得」のリンクをクリックすると、以下のようなポップアップが表示さて、その中にAdSenseコードが書かれています。

AdSenseコード

3.AdSenseコードをWordPressにペースト

あとはこのAdSenseのコード(<script>から</script>まで)を1.で説明したWordPressのheader.php の中にペーストするだけです。

ペーストした後は「ファイルを保存」するのを忘れないでください。

ファイルを保存して1時間くらいすると、また広告表示が復活していると思います。

Mac上のGoogleドキュメントでmovファイルの音声を書き起こし

前回、BlackHoleを使ってオンライン会話を動画と共に音声を双方向で録音する方法を記載しました。

http://k2-ornata.com/blackhole_imac_online_record/

今回はその動画と音声(movファイル)を元に、Googleドキュメントを利用して内容をテキストに書き起こす方法を記載しておきます。

正直最初は、movファイルを再生しながら、Googleドキュメントの「音声入力」を起動するだけだろうと思っておりました。

Google ドキュメント – 音声入力

しかしながら、実際にはMac OSのサウンドの設定、もしくはAudio MIDI設定のいずれかをすこし設定変更してあげる必要があり、結構手こずりました。

ただし、自分のMacの環境依存の可能性もあり、他の方のMacではこの作業が不要かもしれませんので、ご注意ください。

1.Mac OS のサウンドにおける「入力」設定変更

最初にご紹介したBlackHoleで双方向の音声を録音する際は、内蔵マイクとMacの音声を双方向で録音するためにMac OSのサウンドの「入力」を「機器セット」としていました。

これを「機器セット」→「BlackHole」に切り替えることで、Googleドキュメントがmovの音声を書き起こしてくれるようになりました。

システム環境設定 – サウンド – 入力

うーん、不思議。。。とこの時はおもいました。「機器セット」の中に「BlackHole」が入っているのに。。。

2.Audio MIDI設定における「機器セット」の設定変更

そしてもう一つは、Mac OSのサウンドの「入力」設定は「機器セット」のままで、Audio MIDI設定における「機器セット」のオーディオ装置の順番を入れ替える方法です。

具体的には、
1.内蔵マイク、2.BlackHole → 1.BlackHole、2.内蔵マイク
の順番に入れ替えます。

(順番を入れ替えるには、一度、内蔵マイクのチェックを外します。)

この方法でも、Googleドキュメントがmovの音声を書き起こしてくれるようになりました。

Audio MIDI設定 – 機器セット

単純にオーディオの順番を入れ替えただけですが、アプリによってはこの順番が影響することもあるようです。

BlackHoleを導入する時にも参考にしたサイトに記載されていましたが、アプリによってはこの順番が影響することがあるようです。

ChromeからGoogleドキュメントの音声ツールを起動

上記のいずれかの設定をしたら、あとは最初に触れたとおり、Googleドキュメントを新規作成し、音声入力ツールを起動します。

その後、マイクボタンをクリックし、movファイルを再生すれば、以下のようにどんどん文字入力してくれます。

Googleドキュメント – 音声入力

とりあえず英語の音声を入力してみましたが、さすがGoogle先生、良い仕事をしてくれます。

オンライン英会話などで使えば、発音だけではわからなかった単語のつづりもGoogle先生が教えてくれそうですね。