ベルツノ さんのいない日(その2)

ベルツノ さんが亡くなった翌日、会社を休んで病院につれていきました。

もともと、前日のお昼にベルツノ さんの様子が変だとおもって、急遽、再度診察してもらおうと思って予約していたのですが、それが間に合わず、その変わり解剖して検死をしていただくことにしました。

なぜなら、このベルツノ さんの病気は前例が少なく、できれば他のベルツノ さんで同様の症状がでたときの為に調べさせてほしいと、お医者さんから申し出があったからです。

そして、ベルツノ さんを預けた2日後の昨日、再度、私の元に戻ってきました。

あんなにまるまるとしていた体が解剖の際に液体が全部抜けて、すっかししぼんでしまっていました。

しかし、顔の部分にはガーゼをかけていただいており、真新しい小さな段ボールの中に敷かれた綿の上に、そっとおいていただいていました。

そして家に連れて帰りました。

その後、病院にいく途中で連絡していたペットの葬儀屋さんに3時頃に家まできていただき、ベルツノ さんを一時的に引き取っていただき、火葬にしていただきました。

その葬儀屋さんではホームページでもベルツノ さんの火葬が行えることをうたっており、ベルツノ さんだけでなく、エンゼルフィッシュなども火葬をしたことがあるとのことでした。

引き取っていただく時には、ちゃんと小動物専用の棺桶に移し変えていただきました。なんと、その棺桶にはちゃんと顔が最後に見れるように窓がついていましたので、最後にそこからお別れをし、窓を閉じました。

そして引き取っていただいて1時間後、ベルツノ さんは鋤のようなものの上に、骨だけになって帰ってきました。

顔の骨はほぼそのままの形を保っており、手や足についても、とても骨っぽい感じ(人間の骨のミニチュア版のよう)でした。

家の玄関でその骨をピンセットを使って骨壺に移し替え、今、ベルツノ さんが5年以上暮らしたテーブルの上で、白い箱にはいってじっとしています。

これからは、餌をあげたり、体を洗ってあげたり、膝の上にのせてテレビを一緒に見たりはできませんが、しばらくはまた一緒に家ですごしたいと思っています。

ベルツノ さんのいない日(その1)

先週、5年以上飼っていたベルツノ さん(メス)が天国に旅立ちました。

ちかくのペットショップで購入し、我が家に連れて帰ってから最初の3年くらいはすくすくと成長し、購入したペットショップの店長さんもびっくりするくらいに大きくなりました。

しかし、3年目をすぎた冬あたりに背中にこぶのようなものができました。そこで病院に連れて行ったところ、原因はよくわかりませんでしたが、悪性ではないようでしたので、とりあえず切除して様子を見ることにしました。

その結果、切除部分を縫ったりはしませんでしたが、ベルツノ さんのすごい回復力により皮膚ももとどおり塞がり、言われなければ場所がわからないくらいになりました。

そしてまた翌年の冬、同じように背中(今回は前回よりちょっと上の方)にこぶができましたので、また病院に連れて行き、前回と同様い切除してもらいました。

その後はベルツノ さんはいつもどおりとても元気で、夏になると夜中にケースに突撃する音でなんどもたたき起こされるほどでした。

その度に私はケースからそとに出してやり、水で土を洗い落として、床に敷いたシートの上において上げました。

しかし、かといって動き回るわけでもなく、ケースの外にでれたことを満喫しているようでした。
そろそろいいかなと思ってケースの中に戻そうとすると、メスなのに声を出して怒り、その度に私はもう一度ベルツノ さんをシートの上にもどし、その横で私は雑魚寝し、ベルツノ さんが満足するまで待っていました。

そんな元気なベルツノ さんだったのですが、5年目を迎えようとする10月ごろに再度、背中の一部が盛り上がってきました。

しかし、今度は前の2回と異なり、皮膚を突き破ってこぶがでてくるのではなく、広範囲で右肩の部分が大きく盛り上がっている感じでした。

しかもその盛り上がったところがとても固く、私はとてもいやな感じがしていました。これは前とは違って、切除では済まないのではないかと。

その不安と、その春先から日本で流行し始めたコロナの影響によって、病院にいくことを躊躇っていたところ、どうもその影響と思われる症状が今年の1月頃から右目に出始め、そして次に右前脚に出ました。(右目が霞み、右前脚が動かなくなりました。)

さすがにこれはまずいと思い、病院に連れていったところ、おそらく骨肉腫だろうと診断されました。
しかし、ベルツノ でその病気の治療例がなく、治療をおこなったとしても治るかどうかわからず、逆に悪影響があることも考えられるとのことでした。

そこで特に治療は行わず、様子をみることにしたのですが、その後の2ヶ月ほどは右目と右前脚以外に目立った影響は出てこず、すこし背中が曲がってきたかなと思うくらいでした。

しかし、それから状態は急変しました。食事を2週間していなかったにもかかわらず、からだが急に大きくなり始めました。

最初は消化不良でガスが溜まっているのかと思いましたが、どんどん体が大きくなるにつれ、体重が重くなっていきました。

そして再度、病院に連れていったところ、液体が内臓と皮膚の間に大量に溜まっているとのことで、体重も1kgを超えた状態でした。

お医者さんと相談し、その液体を抜き出してもらうことになったのですが、いきなり全部を抜き出すと血圧が急に下がり、死んでしまうこともあると言われた為、半分だけ抜き取ることにしました。

そして液体を抜き取ったベルツノ さんを受け取ったところ、からだはやや萎んでぺったりとしていて、となりに液体を吸い出した2本の注射器が、液体がはいったまま置かれていました。

その日は、また週末に液体を抜きにくる為に予約をいれ、家に連れて帰りました。

その夜、体が大きくなった原因が消化不良ではないようでしたので、食べる元気があれば餌を食べてもらおうと口の前まで持っていきましたが、食べてくれませんでした。

そしてよく朝、ケース越しに覗き込むと、いつもどおりのどを何度かピクピクさせ、挨拶してくれているようでした。
しかしその日の夕方、覗いてみると反応が無く、目がいつもより大きく開いている為、もしやと思い持ち上げてみると、すでに亡くなっていました。

生前のベルツノ さん

ベルツノへの食事の与え方を考察

先日、8日ぶりに我が家のベルツノ さんに餌をあげたところ、おなかがパンパンになって、土に潜ることも難しくなってしまった為、現在、餌を欲しがってくるまで与えないようにしています。

今年の9月頃 ちょっと太り始めているような。。。

10月27(火)を最後に与えていないのでもうすぐ3週間が経とうとしていますが、いまのところそんなにまだ食欲はなさそうです。
おなかもちょっと萎んだとはいえ、まだぷっくりとしております。(笑

ちなみに、我が家のベルツノ さんはお腹が減ってくると、動いているものに敏感になったり、水槽の壁にベロをつけてねろねろになったりします。

そこで今回は9月からの食事を与えた記録と、ウンチの記録をまとめておこうと思います。(ちなみに我が家のベルツノ さんは5歳くらいです。)

もしこれからベルツノ さんを飼おうとしている方や、成長してきたけど餌をどれくらいの感覚で与えたらいいかわからないと悩んでいる人は参考にしていただければとおもます。

秋から冬にかけて、徐々に2週間以上間隔を空けていった方がよい

我が家のベルツノ さんには、これまで人工餌しか与えたことはありません。
家に来たころはとても小さく500円玉くらいの大きさしかありませんでした。その頃は週に2〜3度、餌をあげていたと思います。

現在では5年くらい経ち、15cmくらいにはなっているかと思います。

ことしの春ごろ、まだ今より痩せてますね

やはりベルツノ さんも歳を取るごとに食事の回数は減っていき、1年くらい経過したころには多くて週1ペース(冬は2週間に1回程度)になってきています。

以下の🐸マークのところが5年経過した最近の餌の状況です。毎食、人工餌のパッケージについてきたスプーンすりきれ1杯(約5cc)を水でこねて、2回に分割して与えています。

🐸
10🐸1112
1314💩1516171819
20🐸212223242526
272829🐸30
2020年9月・・・月4回エサをあげてます
4💩🐸10
11121314151617
1819🐸2021222324
252627🐸28293031
2020年10月・・・月3回エサをあげてます
1011121314
15161718192021
22232425262728
2930
2020年11月・・・本日11/15時点で0回、そろそろかな〜

ちなみに💩マークはうんちをした日です。いまは大体1ヶ月に1回くらいですが、冬になると2〜3ヶ月に1回くらいになりますね。

以下の記事で、なかなかうんちをしてくれなかったときにことを書いていますので、なかなかうんちをしてくれなくて心配だなーという人は参考にしてみてください。

http://k2-ornata.com/horned-frog-constipation/

(ご参考)我が家のベルツノ さんの餌について

我が家ではスドーさんのFROG STAPLE FOODが定番になっています。

このパッケージの裏に餌の与え方が書いてあります。
付属のスプーンすりきれ1杯を週1〜3回与えてくださいとありますが、これは1歳くらいまででしょうね。
お医者さんに連れて行ったときにも言われましたが、大人になると2〜3週間くらいあげなくても全然大丈夫だとのことです。

またよく見てみると、「与えすぎなどによって腹部が膨張状態になることがありますが、自然に戻ります。戻るまでの間、給餌は控えてください。」と書かれております。
いま我が家のベルツノ さんはこの状態かと思いますので、やはりお腹が引っ込むまでもう少しまった方がよさそうですね。

 

 

 

 

 

ベルツノガエルに良い土(ソイル)を考える

タイトル画像にもたまに出てくるように、私はベルツノ ガエルさんを4年以上飼っております。
おそらくあと4年くらいは生きてくれるのではないかと思いますが、今後も元気に生きてもらう為には、1日の半分以上をその中、もしくは上で生活する土(ソイル)が重要だと考えています。
そこで、いままで使ってきた2種類の土について、その良し悪しをまとめてみたいと思います。

左がTerrarium Soil、右がFROGSOIL

1.FROGSOIL(スドー)

こちらはおそらくベルツノ さんを飼っている人の中では、一番つかっている人が多いのではないかと思います。
私も、ベルツノ さんを買い始めた時から使っています。

1.1 価格はそれなりだが、入手しやすさが魅力

実店舗のペットショップでも割と売っているので、手に入りやすさも魅力です。
ただし、価格は2.5Kgで1,300〜1,600円くらいですね。(写真のやつは1,280円で実店舗で買いました。Amazonでも売っており、さきほど調べたところ1,550円でした。(2020/10/25現在))

FROGSOIL(スドー)

1.2 まさにベルツノ さんのためのソイルで安心

パッケージの表と裏を見てもらうとわかるとおり、まさにベルツノ さんのために作られているソイルです。うちのベルツノ さんも安心して潜っております。(冬なんかは掘り出さないとなかなか出てきません。)

餌をあたえる時や脱皮の時に、たまにベルツノ さんの口に入ってしまいますが、特にそれが直接の原因でなにか問題が起きたことはありません。

1.3 ウンチの発見はややわかりづらい

ベルツノ さんは大体2週間〜2ヶ月に1回の間隔でウンチをしますが、そのウンチもソイルど同系統の色なので、ややわかりづらいです。ただ、ベルツノさんの態度とウンチの匂いで大体わかります。
ウンチをすると大抵、ベルツノさんを普段入れている水槽から逃げ出そうと、もがき始めますし、ウンチの匂いについてはわりと強烈なので水槽の蓋をあけると大体わかります。

ウンチをするとその周りにソイルがくっつきますが、ソイルごとスプーンで救ってあげれば簡単に捨てられます。

1.4 脱皮への影響もなし

これは2番目にご紹介するTerrarium Soilに切り替えた時に発見したのですが、このソイルを使っている限り、ベルツノ さんの脱皮に支障を感じたことはありません。3〜4日に1回の割合で、きれいに脱皮しています。

脱皮はベルツノ さんにとってはとても大事で、脱皮をして古い皮を取り除かないとそれが原因で病気を発症してしまうとも言われているようです。

2.Terrarium Soil(ジェックス)

こちらは、今年になって1度買ってみたTerrarium Soilです。2回くらい使ってみましたが、結局、最初にご紹介したFROGSOILに今は戻しています。
ただ、見た目や使い勝手はFROGSOILと大体一緒です。見ただけでは違いはわからないかもしれません。

Terrarium Soil(ジェックス)

2.1 Amazonで購入前提比較しすればかなり安い

なぜ、一度これを買ってみたかというと、Amazonで最初にご紹介したFROGSOILを購入しようとしたときに、2.5Kgで1,550円程度と少々お高いからです。

一方でこのTerrarium Soilは4.0Kgで1,500円とかなりお安いです。ただ、この商品はあまり実店舗のペットショップでは見かけたことがありません。(大きなペットショップなら売っているかもしれませんが。)

2.2 爬虫類前提の商品かも?

こちらのTerrarium Soilは爬虫類・両生類等向けと書いてはありますが、パッケージを見る限り、爬虫類(レオパード)がメインターゲットと思われます。

写真に変えるも写っていますが、ヤドクガエルみたいで、あまり土に潜るタイプのカエルはターゲットにしていないのかもしませんね。

2.3 ウンチについては衛生的かも?

この商品の一番の魅力だったのは、バクテリアがフン食べ残しを分解してくれるというフレーズです。

ベルツノ さんの若い頃は、ウンチをすると必死でそこから逃げようとするのでわかりやすかったのですが、いろいろ経験(ペットホテルでなかなかウンチをかえてくれなかったり。。)を積んだせいか?、最近はさとりを開いた様にウンチの上にどっかりと座り込んでいることがあります。

したがって、今日はなんだか姿勢がいいなぁとかそいういう形でしか違和感を発見することができなくなってきたので、ちょっと自家中毒を心配しています。

適用してみた結果は、利用期間が短かったせいもあり、正直よくわかりませんでした。ただ、ベルツノ さんの大きなウンチ(だいたい、一般的なウィンナーソーセージをひとまわり小さくしたくらい)を分解できたとしても、1日2日では無理な気がしています。

2.4 脱皮への影響あり?

そして私がこのソイルを使わなくなった一番の原因は、脱皮への影響が懸念されたからです。

たしかに夏の暑い時期だったせいもあるかもしれませんが、このソイルを使い始めてしばらくしてから、脱皮が綺麗にできなくなってしまいました。(脱皮するときの皮が薄くなり綺麗に剥けなくなりました。
なので、ベルツノ さんは足や手で必死に皮をめくろうとするのですがなかなか取れず、最後はやけになった?ように足で背中をかいていました。そのやけになっている姿はこれまであまり見たことが無く、どうみても、ベルツノ さんのストレスになっているようでした。

そこでこの土の利用をやめてFROGSOILに戻したところ、割とすぐにきれいに脱皮できるようになりました。もしかしたら、この商品のバクテリアが土に潜るタイプのカエルさんには影響してしますのではないか?と疑っています。

個人的はおすすめはFROGSOIL

そんなにいろんな種類をつかってきたわけではありませんが、今回ご紹介したソイルの中では、個人的にはFROGSOILをお勧めします。

少々、Terrarium Soilに比べるとお高いですが、いつも私たちを癒してくれるベルツノ さんには長生きしてほしいですから、健康によいものを選びたいですよね。

ベルツノガエルのペットホテル(関東圏)

犬や猫のペットホテルはたくさんありますが、カエルさんのペットホテルはなかなかないですよね。
ということで、私が使ったことがあるペットホテルやペットホテルをやっている病院を紹介します。

1.ホームズ新川崎店の中にあるFeed On(川崎市)

ここは私が何度か使ったことがある熱帯魚店で、私が飼っているベルツノ さんもここで買いました。しかしながら、ここのお店の名前がFeed Onであることを今初めて知りました。😀

料金は1日950円と比較的お安くなっており、何よりここの店長さんがカエルを飼ったことがあるようなので、安心して預けられると思います。
また、ホームズの建物の中にあるということで、夏の暑さや冬の寒さは確実に凌げるのでこの点も安心しています。
預けた場合、売り物の動物の隙間(後ろの方)にこっそり置かれるようですので、管理状態もわかりやすいかと思います。

ただ、ここは店員さんがあまりいないらしく(店長さん以外あまりみた記憶がない)、店長さんも忙しそうなので、こまめに世話をしてもらうことはあまり期待しない方がいいかもしれません。
ベルツノ さんは大きくなると1週間に1回程度しか餌を食べないので、預ける前に餌をあげておけば、あとは預かってもらっている間にウンチをしないことを祈るのみです。

また、ここは電話もあるようですが、諸事情でつながらないことが多いので(1年前の話)、川崎以外に住んでいる人はあまりお勧めできないかもしれません。

2.small animal clinic(千葉市)

ここは小動物専門のお医者さんで、ベルツノガエルの診察もしてもらえます。私のベルツノ の背中にコブができたときは、ここで切除してもらいました。(2回も)
また今回の主題であるペットショップとしても、ここでカエルさんも泊めてもらえるらしいです。
私はまだペットホテルとしてここを使ったことはないですが、ホームページなどを見ると一泊1,500円で泊めてもらえるみたいです。

こちらのお医者さんもカエル好きの方らしく扱いになれているので、安心しておまかせできますし、何より小動物専門の病院&ペットショップというのは魅力的です。
通常は犬猫+小動物になっていると思いますが、そういった病院と比較するとかなりきれいで安全だと思います。
犬猫も受け付けていると、どうしても歳を取った犬猫がいて、たまに待合室でそそうをしてしまうこともあります。
いっぽうでこちらの場合は小動物専門ですので、みんはケージにいれて動物をつれてきており、一見、人間の病院かと思えるくらい待合室に動物感はありませんし、ちょっとおしゃれな感じです。(歯医者さん的な感じ?)

一方で、やはりこういう小動物専門のお医者さんはすくないらしく、予約をとるのが結構大変です。
病院の方であれば、1週間前くらいに電話すれば予約を取れると思いますが、ホテルの方は、予約時期がゴールデンウィールなど他の利用者と被りやすいせいもあると思いますが、なかなか予約をとりづらい感じです。
わたしも1度予約をとろうとおもいましたが、一杯でとることができなかったことがあります。

ペットホテルにベルツノ を預ける前の準備

ベルツノ さんを預けるときは、世話をしやすいようにプラケースに入れて、きれいにしておくと良いと思います。ケースがきれいだと世話をしてくれる方も心持ち大事に扱ってくれると思います。

また、預ける直前に餌をあげておくのがいいと思います。そうすれば1週間くらいは餌をあげる必要がなく、店員さんの負荷を減らせることができると思います。

あと、ケースには名前を買いてテープで貼っておくとよいとおもます。そうしておければ、同じベルツノ さんが泊まっているときに間違えられることもないと思いますし、お店の場合は売り物と間違えられることもないと思います。😁

ベルツノの背中にコブができたときの解決法

ベルツノが我が家に来て3年くらい経った初冬に、背中に1cm弱のこぶができたときのお話をします。もう1年半前くらいのお話で、現在は元気で、コブも無くなっています。
それは、ベルツノ が土に深く潜り始める10月くらいだったと思いますが、背中の一部に小さなコブができ始め、しばらく様子をみていましたが治る様子も無かったため、病院へ連れて行きました。

コブを切除して、薬を塗り続けているときれいに治りました。

1.まずはお医者さんで診察してもらことに

幸い近くに良さそうなペットのお医者さんがいた為、とりあえずそこに連れて行ってみてもらいました。そうしたところ、そのお医者さんからは薬を塗れば引っ込む可能性がるということで、ゲンタシンという軟膏をもらいまいした。

ゲンタシン

2.薬を塗っても引っ込まず

その後、家に帰り1ヶ月くらい薬を塗り続けましたが、結局引っ込みませんでした。そこで今度は少し遠くの小動物専門のお医者さんに行ってみることにしました。

3.調べてもらったところ、切除可能とのこと

そこでは、コブの一部を採取してもらい、悪性かどうかをしらべてもらうことになりました。その後、数週間たってもう一度そのお医者さんにいくと、悪性ではなく切除可能とのことでしたので、その日にすぐ切除してもらうことになりました。

4.切除したあとに傷口を縫うか判断

コブを切除した後に傷口を縫うかどうか聞かれましたが、傷口を塗ってしまうと皮が寄ってしまうといわれたので、そのままにして、薬を塗り続けることにしました。(一様、女の子なので)

5.薬を塗り続けると1ヶ月くらいで綺麗に元どおり

最初のお医者さんでもらったゲンタシンを塗り続けると良いといわれたので、毎日寝る前に背中に薬を塗り続けたところ、ぐんぐん皮膚が再生していき、1週間立つ頃には傷口に皮が再生し始めていました。
そして1ヶ月もするとほぼ元どおりの状態(傷口はすこし白っぽくなりましたが)となり言われなければわからないぐらいとなりました。

翌年、またコブができました

実は翌年の同じ時期にまた同じところでコブが再発しました。そして再度切除してもらいましたが、お医者さんの話によると、前回より少し出血したらしいです。
いまのところ、土に深く潜り始めるとコブができてしまうのではと考えており、2回目の切除の後は背中に土がかからないように、土を浅目にしてあげています。(本人は不満げですが。)

現在のベルツノ 

ちなみに、コブを切除してもらうと診察料などもろもろ合わせて、8,000円くらいかかったと思います。(ベルツノさん自体は3,000円くらいなんですが。。。)

ベルツノガエルが便秘になった場合の対処方法

ベルツノ ガエルは毎日エサは食べません。

小さい頃は、3日に一回程度だし、大人になると2週間に1回程度でよくなります。
そうすると当然、ウンチも出てこないわけで、大人になると良くて2週間に1回、長いと2〜3ヶ月に1回がざらになります。

我が家のベルツノは大人になってから、最短で1週間、長い時には4ヶ月程度ウンチがでてこないときがありました。

さすがに3ヶ月超えたときはまずいのではないかと思い、背中にできたコブをみてもらうついでにお医者さんでレントゲンを撮ってもらったことがありす。

その時は、からだの3分の2くらいのながさのウンコが溜まっていましたが、ウンコの直径がまだ、お尻の骨の間より小さかった為、自力で出せる可能性があると言われ、とくに切開はしませんでしたが、その後も1ヶ月くらいでてきませんでした。

そこで、私の経験上、便秘になったと思われるときによい方法をいくつか挙げてみたいと思います。

1.温浴させてあげる

毎日、少しあたたかめのお湯につけてあげる。

夏は食事の量が少ないとは言え、そこそこ餌を食べますし、ウンチの頻度もあがってきます。

一方で、 冬は夏と比較して食事の量が減るし、その分、ウンチの回数が減ってきます。
やはり体を温めて、代謝を高めてもらうのは大事でしょう。

2.夜に飼育ケースから出してあげる

夜11〜12頃まで飼育ケースの外で遊ばせてあげる。

ちなみにカエルをお医者さんに連れていった時に、カエルに散歩は必要ないよーと言われました。(笑

でも、うちのカエルは散歩がすきなんですよねー。たまにぴょんぴょんと別の部屋に行こうとしたり、お気に入りのソファーの下に隠れに行こうとしたりします。

ベルツノはかなりの夜行型でいつも自分が寝た後、動きが活発になってきます。(電気を消して暗くなるからかもしれませんが。)
そうすると、たまに外に出たがって、飼育ケースの壁を手でガシガシし始めることが良くあります。(特に夏場に寝ていると、よく起こされます。)

おそらくガシガシする理由は、これまでの経験上、

1.単純にケースの外に出たい
2.ウンチがしたいので外に出たい
3.ウンチをしてしまったので外に出たい

の3択ではないかと考えています。

ちなみに1→3になるに従い、ベルツノ の必死さが違いますのでなんとなくどういう状態なのか、わかるようになってきます。

2.の場合、ケースから出してあげるとウンチをし始めます。
これは、ベルツノ がきれい好きということもあると思いますが、最大の理由はウンチをした後は、においで敵がやってきてしまうので、その場からすぐに離れたいということもあるようです。

逆にこの時に気がついて飼育ケージから出してあげられなかった場合、ベルツノ は我慢してしまうこともありそうです。

そしてどうしても耐えられない場合は、3.のように飼育ケージの中で出してしまうようです。

以前、うちのベルツノが4か月便秘が続いて、ついにウンチ出したのは、普段10時過ぎには寝てしまう私がたまたま夜遅くまで起きていて、ベルツノを飼育ケージの外にだしていたときでした。

3.車でドライブする(2021.5.23追記)

これはここ1年くらいで発見したのですが、病気になった時に連れていくお医者さんが千葉にあり、川崎から千葉まで4〜5回くらい車で連れていったことがあるのですが、ウンチが溜まっている状態で連れ出すと、ほぼ確実に途中でウンチをします。(多分1時間も経たないうちに。)

私の乗っている車がスポーツカータイプで少し振動があるので、その振動でお腹が刺激されるのではないかと思います。

どうしても困ったときには、この荒技がかなり効くと思います。

ただし、あまり快適な車だと刺激されない可能性がありますし、あまり長時間、車にのせるとベルツノ 的にはつらいと思いますので、注意が必要だと思います。