Wimaxを再起動したらアンテナがバツ(×)になってインターネットに繋がらなくなったのでサポートに電話したらすぐに解決した話

今朝、とある理由からWimax端末(NEC Speed Wifi 5G X11)の電源を再起動したところ、端末のアンテナマークがバツ(×)になりインターネットに接続できなくなりました。

再起動以外は何にもしていないので理由がわからず、サポートに電話してみたところ、SIMを挿し直してください、と言われました。

ああ、それかー。と思いながら以下の手順で挿し直したところ、無事解決したので記録しておきます。

1.Wimaxの電源を切る(前面にある3つのボタンのうち真ん中を長押し)

.Wimaxの左上に細長い蓋があるので、左端に爪をかけて取り外す

3.白っぽいSIMが刺さっているのが見えるので、指でそれを押して完全に取り外す

細長い蓋を開けたところ

4.完全に取り外したら、それを再度指で押し込んで差し込む

5.2.で外した細長い蓋をはめ直す

6.Wimaxの電源を入れる(前面にある3つのボタンのうち真ん中を長押し

うーん、SIMを取り付け直すという発想に思い至らなかった自分にくやしいですが、さすが、サポートはノウハウを蓄積しているなと感心しました。

しかしなんで、電源再起動だけじゃだめなんだろう。

バッテリーがあるので微弱な電波が残っているのかなー。そうであれば、一度、バッテリーを外すという手もあるのかもしれませんね。

ちなみに、インターネットには繋がっているんだけど、受信感度が悪いなぁと言う場合は、クレードルを装着してみるという手もあります。

http://k2-ornata.com/wimax_5g-x11_cradle/

WiMAX のSpeed Wi-Fi 5G X11にクレードルを装着した効果

最近、WiMAX 2+をWiMAX+5Gへアップグレードしたのですが、その際に、機種としては NEC製のSpeed Wi-Fi 5G X11を選択しました。

http://k2-ornata.com/wimax_5g-x11_wi-fi6/

私がSpeed Wi-Fi 5G X11を選択した理由は以下の通りです。

・クレードルを別途購入することで有線LANが利用できる
・国内メーカーのNECプラットフォームズ株式会社が製造・販売している

クレードルにセットした状態

なお、有線LANを利用したかったのは、PS4でNASNEを利用しており、NASNEが標準では無線LANに対応していない為です。

またさらに、上記以外のメリットとして「アンテナ内蔵クレードル装着で、さらに安定した5G通信を実現」とauのサイトに書かれていることに気がついた為、実際に効果があるのか簡単に比較してみました。

私の環境では、あまり効果がない気がします

以下、USENさんのサイトで、クレードルをつけたり外したりした際のスピード測定結果です。

正直、私の環境では、クレードルをつけても外しても、結果はあまり変わりませんでした。
(というか外しているほうが早い気がするのは気のせいでしょうか? クレードルから外した時に、位置が20cm程度動いている為、その影響の方が大きいのかもしれません。)

USENでの測定結果(クレードルあり1回目)
USENでの測定結果(クレードルなし1回目)
USENでの測定結果(クレードルあり2回目)
USENでの測定結果(クレードルなし2回目)

ただし、いざというときに有線が使えますし、私のようにNASNEをもともと使っている人はとても助かりますね。

実際、購入当初、Speed Wi-Fi 5G X11にWi-Fi6につながらないPCが発生し、有線LANで一時凌ぎ出来て助かりました。

WiMAX のSpeed Wi-Fi 5G X11でWi-Fiに繋がらない場合の対処方法

最近、我が家のWiMAXで利用しているWiMAX 2+に対して、WiMAX+5Gへのアップグレードを勧めるチラシが入っていました。

WiMAX+5Gのチラシ

それを見ると、WiMAX 2+からWiMAX+5Gに変えると主に以下のようなメリットがあるようでした。

・WiMAX 2+、au 4G LTEに追加して、au 5G回線が利用できる
・WiMAX 2+の利用制限が3日間10GBから3日間15GBに増加
・au 4G LTE(プラスエリアモード)の上限が月7GBから月15GBに増加

また、NEC製の5G X11固有のメリットとして、Wi-Fi 6に対応している点もあります。

私的には、「WiMAX 2+の利用制限が3日間10GBから3日間15GBに増加」という点に惹かれてアップグレードを即決しました。

というのも、どうも我が家では3日間で微妙に10GBを超えているので、夕方、通信速度が遅くなるのは、そのせいかもしてないと疑っていたからです。

さらに、私の田舎では「WiMAX 2+」に接続できず、「au 4G LTE」に切り替える必要があるので、「上限が月7GBから月15GBに増加」という点も見逃せませんでした。

1.ちゃんと3日間で15GB使える!

5G 11Xは申し込んだ翌日には届きました。(早い!)

5G X11

このNEC製の5G 11Xは、Samsungの5G Mobile Wi-Fiと比べるとかなり見た目が地味です。
そして操作が今時、ボタンでしかできない。(タッチ操作ではない!)
まあ、慣れれば問題ないですがー。

なお、チラシのとおり、3日間で15GB使えるというのは正しいようです。
上の画面にもちゃんと3日間15GBと書かれています!

2.Wi-Fiにつながらない機器が発生

しかし、各端末をこのWi-Fi に切り替え始めてみると、なんと接続できない機器が発生しました。古いiPadなどです。

これはやばいということで、調べることにしました。

そうすると、どうやらNEC製の5G 11Xのうりである、Wi-Fi 6対応がデフォルトがオンになっていて、これがネックになっているのではないかと思われてきました。

そこでWi-Fi 6を解除する方法を調べてみました。
その前に、Wi-Fi 6ってなんだということで。。。

3.Wi-Fi6とは?

今回の現象に関係ありそうなポイントとして、「無線LAN規格」と「セキュリティ規格」がありそうです。

無線LAN規格セキュリティ規格
Wi-Fi 6IEEE 801.11axWPA3
Wi-Fi 5IEEE 802.11acWPA2
Wi-Fi 5 と 6 の比較

そこで上記の設定変更ができないか、5G 11Xの設定を調べてみました。

4.クイック設定Webで設定変更!

とりあえず、スマホでもPCでもなんでもいいので、1台でもWi-Fiに接続できる機器があれば、192.168.179.1にブラウザから5G 11Xのクイック設定Webにアクセスします。

そして、「無線LAN規格」や「セキュリティ規格」(暗号強度)を変えることが可能です。

クイック設定Web

クイック設定Webを下までスクロールすると、以下のような各種設定画面に飛べるリンクがあります。

クイック設定Web

ここから、「Wi-Fi設定」を選択します。

4.1. 暗号強度の変更

すると以下の通り、セキュリティ規格(暗号強度)については、「WPA2-PSK/WPA3-SAE (AES)」が初期値となっています。

暗号化モード(初期値)

そこでこれを「WPA2-PSK」にします。

暗号化モード(変更後)

すると、それまで接続に失敗していたiPadなどが、Wi-Fiに接続できるようになりました。

4.2. 無線LAN規格

また、私は設定をかえていませんが、「無線LAN規格」のIEEE 801.11axをOFFにできる設定もありましたので、一応載せておきます。

以上、これから5G X11を利用しようと考えている人のお役に立てれば幸いです。

ちなみに5G X11ではクレードルを装着して、有線LANが利用できるというメリットもあります。
実際にクレードルをつかってみた結果を以下の記事に書いていますので、興味があれば併せて読んでいただければと思います。

http://k2-ornata.com/wimax_5g-x11_cradle/

光回線もWiMAXも使えない田舎でインターネットを使うには?

私の実家はかなりの田舎にあり、NTTドコモの光回線は届いておらず、また、WiMAXにも繋がりません。

したがって、最近のリモートワークの流れに乗って、実家で仕事ができればなあと考えておりましたが、とでも難しいだろうと思っていました。

唯一の希望としては、NTTやauの携帯電話はなんとか2本くらい立っている状況です。(Softbankはだめっぽいですが。)

今回はそんな環境でも、インターネット接続ができる可能性がある方法を2つ、上げておきます。

1.WiMAXのLTE(HS+A)を利用する

WiMAXには3日で10GBまで利用できるWiMAX(高周波数帯)とは別に、ハイスピードプラスエリアモード(HS+A、低周波数帯(プラチナバンド))という1ヶ月7GBまで利用可能なモードがあるのをご存知な方もいると思います。

わたしも存在自体は知ってはいたのですが、
・1ヶ月で7GBまでしか使えない
・利用する場合、追加料金が必要
というネガティブなイメージがあり、これまで使ったことがありませんでした。

しかし今回、実家に帰ってWiMAXすら使えないという現実に直面し、ふとHS+Aの存在を思い出しました。そこで、それを使ってみることにしました。

ちなみに今回、私が普段都会?でつかっているWiMAXを田舎に持って帰ることはできなかったので、「WiFiレンタルどっとこむ」さんから機器をお借りしていました。

WiFiレンタルどっとこむ(https://www.wifi-rental.com/)

WiFiレンタルどっとこむのWiMAXでは追加料金なしでHS+Aが利用可能

なお、HS+Aへ設定を切り替える前に、事前に「WiFiレンタルどっとこむ」さんのサポートデスクに電話し、以下2点を確認しております。(2021.11.28)

1.レンタル条件への違反がなく、契約条件等の変更は不要であること。
2.追加料金は発生しないこと。

※実際使う場合は事前にヘルプデスクに確認することをお勧めします。

そして、HS+Aに切り替えたところ、無事に利用することができました。

WiMAXをHS+Aモードに切り替えたところ

スマホのアンテナ2本程度で5Gbps程度は期待できる

ちなみに環境はauのスマホのアンテナが1本か2本やっと立つような場所です。
(上の画像も2本立ってますね。)

またその時のインターネットの通信速度は、上り/下りともに5Mbps前後となっていました。

なお、家の中でも場所やタイミングによって、10Gbps以上出たり、1Gbpsまで低下したりと変動が大きい感じでした。
タイミングは仕方がないですが、場所はいろいろ試してみるといいと思います。

2.クラウドSIMを利用してみる

さて、WIMAXのHS+Aを利用する以外の方法として考えられるのが、最近でてきているクラウドSIMというものです。

このクラウドSIMは、通常、モバイルルータやスマホに差し込むSIMをクラウド側のサーバに持たせ、NTT, au, Softbankの回線の中から最速なものに接続してくれるサービスのようです。

実は、WiMAXのHS+AというのはLTE(4G回線、正確には3.9Gらしい)のことで、クラウドSIMも同じLTEを使うらしいので、WiMAXのHS+Aでインターネットが使える環境であえば、同様に使えるのではないかと思います。

ちなみに、私自身はまだ試していません。

クラウドSIMなら最大200GB/月利用可能なサービスも

WiMAXのHS+Aで最大のネックは、月7GBまでしか利用できない点だと思います。

その点、クラウドSIMであれば、最大200GBまで利用可能は契約をすることが可能です。(2021.11.27現在)

例えば、おそらく一番メジャーと思われるAiR-WiFiを見てみましょう。

AiR-WiFi(https://wifi-airwifi.com/)

こちらの場合、最大100GBまで利用可能となっているようです。

また、ちょっと試してみたい方や短期間利用したい方向けに、
・30日間お試しモニター
・契約期間なしプラン
などがあり便利です。

ちなみに契約プランは以下の3つがあり、初見だと違いがとてもわかりづらいですが、どうやら手元に届くルータの機種とそのスペックが違うようです。

・サクっとプラン(2,980円/月〜、新古品のU2s)
・らくらくプラン(3,070円/月〜、U3)
・まるまるプラン(3,280円/月〜、G4)

あるうわさでは、一番型が古いU2sの方が通信速度が早いということですので、事前にいろいろ調べておいた方がようさそうです。