オンライン英会話を20,000分続けて変わったこと

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最近はオンライン英会話をやっている人がたくさんいると思います。Skypeなどでいつでも簡単に海外にいる講師から英語を教えてもらうことができることから、教室にかようのはちょっとという人には良いしくみだと思います。
かく言う私も約2年半前からオンライン英会話を受講しており、ほぼ毎日続けておりますが、ついにその会話時間が20,000分になったので、現時点で実感できている効果を説明しておきたいと思います。

日常会話レベルならある程度会話できる

前提として、単純に1日25分間のオンライン英会話だけではなく、その前に20〜30分程度予習をし、また、終わった後にしゃべれなかった言い回しがあれば、次回言えるように復讐しています。
またオンライン英会話とは別に、TOEIC試験用に文法の勉強も定期的につづけています。
その結果、現時点ではオンライン英会話では講師の話がほぼ全てわかるだけではなく、ある程度想定外の質問がきても答えられるようになっています。こまかく説明すると以下のような状況です。

なお、オンライン英会話を始める前、TOEICの点数は675点が最高でしたが、その2年半の間で最高で845点をとることができています。これについては、オンライン英会話のおかげもあるかもしれませんが、TOEIC対策として英文法の勉強をやってきたからだと思います。

リーディング:ほぼ単語を調べることなく大まかな意味がとれるようになった

オンライン英会話のサイトでは最新の国内外のニュースが1日3記事程度提供されているので、それを事前に読んでおき、どれか1つについてオンラインで講師とスピーキングの練習をしたり、その内容を踏まえたディスカッションを行なっています。
1年経ったころは中級程度の難しさの記事を選んでいましたが、2年を過ぎたころからは、上級レベルの記事を選んでおり、2〜3個わからない単語や言い回しが出てくることはありますが、1、2度読めば、おおむね意味がとれるようになってきています。

リスニング:講師の話をほぼ聞き取れるようになった

1年目は講師の話が聞き取れないことも多々ありましたが、2年を過ぎたころには、あまり専門的な話でなければ、ほぼ講師の言うことが聞き取れるようになってきています。おかげて、講師との会話もスムーズになってきており、日本のことを比較的積極的に聞かれるようになっています。

ライティング:事前の予習でほぼ調べることなくディスカションの回答を準備することができるようになった

すでに書いたとおり、オンラインを始める前に国内外の英語ニュースを事前に読んで、ある程度回答内容を英語で準備しています。
1年を過ぎたころは5つの質問に対する答えを考えてノートに英語で書くのに20分くらい必要でしたが、最近では10分強で準備できるようになっています。まったく言い回しがわからないということもあまりなく、確認の為にWebを検索するくらいになってきた感じがあります。

スピーキング:突発的な質問に対しても考えながらではあるが、答えることができるようになった

オンライン英会話の中で、事前に用意された質問以外に、講師が突発的に質問してくる場合があります。
1年目を過ぎたころは、まだ答えるのが難しいものがありましたが、2年を過ぎるとたどたどしい部分はまだありますが、大体答えられるようになってきました。
また、半分くらいは過去にしゃべったことがある言い回しを使い、スムーズに答えられるようになってきています。

それでもまだまだできないことも多い

ある程度、オンライン英会話を通じて英会話の能力が身についてきたことは実感できましたし、何より外国の人と物怖じせずに会話できる度胸がついてきたことは大きな成果だと思います。

しかし、まだ字幕を見ずに外国映画の内容を完全に把握することは難しいですし、TOEICの最後のPart7の長文を読むのは相変わらず辛い状況です。
これらについてはオンライン英会話だけだと難しいと感じており、いろいろな英語をたくさん聞いたり、よりはやく英文を読む能力を高める練習を個別にする必要がありそうです。