HTML/ExpKit.Gen6 をAvira が検知したので駆除(削除)してみた

先週あたりから Mac にインストールしている Avira Free Security がHTML/ExpKit.Gen6というマルウェアを検知し始めたようなので、削除してみました。

おそらく FireFoxであるサイトにアクセスしたことで危険なHTMLがダウンロードされたようで、FireFoxを起動するたびにAvira Free SecurityがHTML/ExpKit.Gen6を検知していました。

そこで以下の手順で対応しました。

1.Arcブラウザをインストールし、FireFixのブックマークをインポート
2.FireFoxをアンインストール
3.Aviraにて隔離されているマルウェアを削除

今回は3.の「Aviraにて隔離されているマルウェアを削除」する方法を簡単に説明します。

3.1 Aviraの管理画面から「隔離」を選択

Aviraで隔離されたファイルの一覧が表示されます。

Aviraの管理画面1

3.2 左下の鍵をクリックしロック解除

ロックを解除するとファイルが選択できるようになります。

Aviraの管理画面2

3.3 削除したいファイルを選択し下部の「削除」ボタンを押す

3.2で選択したファイルが削除できます。

Aviraの管理画面3

Mac のウィルス対策ソフトをトレンドマイクロから無料の Avira に変えてみた印象

Mac購入当初から利用していたトレンドマイクロ ウィルスバスタークラウドの利用期限が切れたことから、1ヶ月くらい前に 無料の Avira Free Security に乗り換えてみましたので、その使用感をお伝えしておきます。

なお、トレンドマイクロ ウィルスバスタークラウド から Avira Free Security への入れ替えは簡単でした。

トレンドマイクロ ウィルスバスタークラウド をアンインストールした後、以下のサイトから Avira Free Security をダウンロードしてインストールするだけです。

https://www.avira.com/en/free-security

1.全体的な印象

有償のトレンドマイクロ とくらべて、Mac OS への負荷という意味では大きくは変わらないかと思います。特にログインしたあと、常駐アプリが一通り起動してしまえば、まったく違いは感じられません。

しいていえば、ログイン画面からユーザを選択しログインするところが重くなったのかな?という感じです。(たまにですが)

ただ、下に書いているとおり、ログイン後に Avira が起動しているようなので、まったくAvira とは関係ないのかもしれません。

2.起動タイミングは後の方?

インストールすると Mac のタスクバー?に以下の通り常駐します。

インストールしたタイミングのせいかもしれませんが、私の環境ではログインしたあと、いろいろな常駐プログラムが起動した後、最後に立ち上がってきます。

Avira Free Security

3.ウィルス定義ファイルの1日2〜5回くらい

また、ウィルス定義ファイルの更新はこれまでの私の環境だと1日あたり2〜5回くらい実施しているようです。

私のMacは利用するときに起動して、使い終わったらシャットダウンしているので、1日中立ち上げているともっと頻繁に更新するかもしれません。

Avira Free Security

なお、トレンドマイクロの時代を含めて、3年以上Macを利用していますが、これまでウィルスを検知したことはありません。

4.トレンドマイクロとの違い

基本機能のウィルス検知機能については正直、トレンドマイクロと変わらない印象です。

ただし、Avira Free Security は無償なので、トレンドマイクロにあった以下のようなWebブラウザへの付加機能はありません。

・WebブラウザにてGoogle検索したときに表示されるリンク先の安全性チェック
・Webブラウザのアクセス先でカメラやマイクの機能がオンにされたときの警告

フィッシングサイトへのアクセスや Webサイトからのマルウェアダウンロードなどが気になる人は、有料のウィルス対策ソフトを検討してみても良いと思います。