CISSPのCPEを稼ぐ – InfoSecurity Professional Magazineが無くなったので ISC2 Insightsに挑戦(2CPE)

CISSP のCPEを稼ぐために必須と言っても良い InfoSecurity Professional Magazineでしたが、1年くらい前に無くなってしましいました。

そこで代わりとして提供されている?ISC2 Insightsに挑戦してみました。

ただ、そこへのアクセスが非常にわかりづらい為、アクセス方法も併せて記載しておきます。

1.ISC2 Insightsへのアクセス方法

ISC2にログインした後、ページ上部の「Members」から「CPE Opportunities」を選択すると「CPE Opportunities」のページが表示されます。

その「CPE Opportunities」のページを一番下までスクロールすると、以下のとおり、「Top 10 CPE Credit Tips to Maintain Your Certification」のリンクが表示されます。

「CPE Opportunities」のページ(ISC2)

ちょっと面倒なので直リンクも貼っておきます。

Top 10 CPE Credit Tips to Maintain Your Certification
https://www.isc2.org/Insights/2024/03/Top-10-CPE-Credit-Tips-to-Maintain-Your-Certification

上記のページの中から「Insights Quizzes」をクリックすることで ISC2 Insights にアクセス可能です。
こちらについても直リンクを合わせて貼っておきます。

ISC2 Insights
https://www.isc2.org/Insights?PROD_ISC2_V10_DATE_SORT_DESC%5BrefinementList%5D%5BgenericType%5D%5B0%5D=Insights%20CPE%20Quiz

2.Quizの回答方法

ISC2 Insightsのページから Quizに回答する問題を選択すると、以下のようなページが表示されますので、下部の「Start Quiz」を選択して Quizを開始します。

Quizの例(ISC2)

Quizは全部で10問ありますが、8問以上正解すると合格になります。

なおQuizの回答はすべて上図の赤枠で囲ったリンク先のページに書かれていますので、効率よく調べていきましょう。

3.CPEが加算されていることを確認

1週間くらいしたらCPEが2ポイント追加されていることが確認できました。

ISC2 – CPE加算結果

CISSPのCPEを稼ぐ(2024)Skill-Builders に挑戦

毎年、CISSPのCPEをどうやって40ポイント稼ごうか頭を悩ませますが、今年は ISC2サイトの CPE Opportunities にある Skill-Builder がおすすめです。

最初はなんだか大変そうなので敬遠しておりましたが、中に入って調べてみたところ、1つの講義&没入型演習&クイズで 5ポイントもらえるようです。(私が実際にトライしたものが5つの章で構成されていたからかもしれません。)

CPE Opportunities – Skill-Builder

そこで実際に1つSkill-Builderやってみましたが、基本的には章毎に「講義」と「没入型演習」を繰り返していき、最後にテストを受ける形になっていました。

講義(各章毎)

講義についてはナレーションは英語ですが、資料自体は日本語に訳されていますので、もしナレーションがあまり聞き取れなかったとしても、資料をみながらなんとか理解できるレベルだと思います。

また途中、2箇所くらいでチェックポイントが設けられており、ちゃんと理解できているか振り返る為、質問に答えるようになっています。

もし、この質問の回答を間違ってしまった場合、正解するまでやり直すことをおすすめします。なぜならこの質問と同じ問題が、最終ステップとなるクイズで出てくるからです。

没入型演習(各章毎)

没入型演習は、講義で受講した内容をストーリー仕立てにしたもので、今回私が受けたSkill-Builder では、ある会社Kで Dev-Opeの導入にチャレンジしていくという流れのアニメーションになっていました。

アニメーションなのでそんなに堅苦しくなく、また講義の内容を復讐できるので理解を深めるのにちょうどいいかと感じました。

クイズ(最終ステップ)

そしてすべての章を学習し終わると、最終ステップとしてクイズを受けますが、今回は5章✖️6問=30問のクイズが出題されました。

クイズの内容は、講義の中のチェックポイントで出てくる質問とまったく同じですので、その回答を覚えていれば、余裕でクリアの基準となっている7割は正解できると思います。

私は今回、1日で済ませてしまったのでほぼ質問の回答を覚えており、9割以上の正解率でクリアできました。

Skill-Builder – 最後のクイズにパスしたところ

総評

今回は全部で5章ありましたが、Skill-Builderでは、おそらく各章を1時間程度で終わらせられる想定で作成されているようです。

しかし、集中して取り組めば、3時間前後くらいで終わらせることが可能だと思います。

また教材としても、直接業務に影響はしないけど、セキュリティに携わるメンバーであれば理解を深めておくべき内容が多く取り上げられているとおもいますので、チャレンジする価値は十分にあるかと思います。

CISSP の CPE を稼ぐ(2023〜2024)自分のセキュリティブログを申請したら簡単に10ポイントゲットできました

2023年にはいってから、それまでISC2のサイトで提供されていた Professional Magazine が News and Insights に変わってしまい、CPE ポイントを稼ぎづらくなってしまいました。(ここは個人的な感想ですが。)

その為、約1時間の視聴で1ポイント稼げる Webinarsを頼りにしてきましたが、インターネットを調べていると、自分が書いたセキュリティ関連のブログでも申請できる(しかも10ポイント!)ようなので、さっそくこのサイトで書いたブログについて申請してみました。

1.申請カテゴリの選択

ISC2のサイトにログイン後、CPE の申請画面から該当するブログの作成日付を選びます。

すると次に申請カテゴリを登録する画面が表示されますので、赤枠で囲った通り申請しました。

ISC2 – Add New CPE – Category

2.ブログ情報の詳細入力

1.で「Writing, Researching, Publishing」を選択し、下にスクロールするとタイトルなどを入れるフィールドが出てきますので、1つ1つ入れていきます。

なお、Publisher の部分は個人ブログなのでどう書こうかすこし悩みましたが、インターネットの情報を参考にして、ブログのURLを記載しておきました。
Credits の部分は、もちろん10ポイントにしました!

ISC2 – Add New CPE – Details

その後はいつも通り Domain を適当に選んで申請しました。

3.無事申請が受付られました

申請するとすぐに以下の赤枠のとおり通り受け付けられました。
残り3ヶ月で13ポイントくらい稼がないといけなかったので、この10ポイントは大きいですね。

ISC2 – CPE List

<参考サイト>

・ブログ記事を書いてCPEを申請する(晴耕雨読)https://tex2e.github.io/blog/security/cpe-credit-blo

InfoSecurity Professional Magazineクイズを回答しても自動登録されなくなっていた件

今年の10月くらいにアーカイブされたInfoSecurity Professional Magazineのクイズを実施したところ、CPE ポイントがいくら待っても自動登録されませんでした。

そこでISC2に問い合わせをおこなったところ、以下の通り回答があり、最新号以外は自動登録されなくなっているようです。

恐縮ではございますがシステムの変更により、
過去のInfoSecurity Professional MagazineクイズのCPEは自動で
登録されなくなり、最新号のみ自動的に付与されます。
ご自身で登録される際は、Online webinars, podcasts and other online materials
をご選択いただくと良いと思います。

最新版のInfoSecurity Professional QuizによるCPE付与については
数週間ほどで反映されるかと存じます。

もし最近、過去のInfoSecurity Professional Magazineクイズを実施してCPEポイントが付与されているか確認していない人は、一度チェックしてみた方が良いと思います。

CISSPのCPEポイントを無料もしくは格安で取得する方法(その1:ISC2 ラボコース)

今現在、ISC2のCISSPの認定を取得しており、その認定を維持するには年間で40ポイントと取らないといけません。
同じくISC2の認定を取得されている方は、同団体から提供されているWebnerやMagazineのクイズでなんとかしている方が多いのではないでしょうか?

私の場合もそれらを軸にして、あとはいくつかの団体が非定期で提供しているセミナーなんかを受けてやりくりしております。
しかしながら、先ほどのWebnerやMagazineは数が限られているのでそろそろ残りがすくなくなってきており、またセミナーについてはコロナの影響で取りやめになったりしており、なかなか取り辛くなってきております。

そこで今後、最近私がみつけたポイントネタをいくつかピックアップしていきたいと思います。

ISC2のバーチャルラボで手軽にセキュリティツールを触ってみる(無料、2CPE)

2020.07.25
バーチャルラボを受講しCertificateを取得して一ヶ月経過しましたが、その後、CPEsに反映されていません。現在、ISC2に理由を確認中です。
2020.08.01
ISC2から以下の通り回答が来ていました。CPE Portalにて別途申請が必要らしいです。(証明書ファイルを一緒にアップロードしておくと良いようです。)
I am happy to provide assistance with your inquiry.
At this time, CPEs earned through PDI need to be reported by the member through the CPE Portal.
We apologize that CPEs are currently not reported on the member’s behalf. 
When submitting the earned CPEs, it is recommended to include your Certificate of Course Completion as documentation, which can be found under the Awards tab in (ISC)2 Learn.

ISCのサイト(www.isc2.org)は一時期、使い勝手がひどかったですが、最近はだんだんよくなってきましたね。
そのサイトにアクセスし、上部のメニューバーから「Members」を選択すると、「CPE Opportunities」という項目がありますので、それをクリックします。

すると、以下の画面が表示されます。

その後、画面を下の方にスクロールしていくと、「Lab Courses」というカテゴリがあり、その右横にバーチャルラボで体験できる操作が表示されています。

そこでどれか自分が興味があるものを選択してもらうと、以下の画面が表示され、この例でいうと2CPEのポイントが獲得できることがわかります。

内容が確認できたら、「FREE FOR MEMBERS」を教えてもらえれば、インストラクションのビデオを見ながら、バーチャルラボを利用して色々なオペレーションを実際に体験することが可能です。

私は取り敢えず上の例にある「Introductory File System Forensics」を試してみましたが、FTK ImageやAutoSPY、Kali Linuxなどのフォレンジックツールを簡単に操作してみることができ、とても参考になりました。

ただし、その後に20問の質問に答えて70点以上の点数と取らないと2CPEがゲットできず、1発合格とはいきませんでした。なお、回数制限は内容なので、英語とはいえなんとかなるかと思います。