マイクロソフト AZ-500 の認定資格の更新に挑戦してみた

マイクロソフトの中級以上の認定資格は毎年更新の為に試験を受けないといけないらしいので、昨年末に合格した AZ-500の資格更新試験に挑戦してみました。

この更新試験ですが、6割くらい正解すればパスすることができ、また資格の期限が切れるまでであれば何度でも挑戦できるのですが、私は5回くらい挑戦してやっと合格することができました。

そこでこの更新試験を合格するコツについて記載しておきたいと思います

コツ1:早めに試験を受ける

早く合格したからといって、次の更新タイミングが合格した日に前倒しになるわけではない(はず)なので、早めに試験を受けることをお勧めします。

そうすれば期限切れまでにトライする回数を増やすことができ、更新できる確率はあがります。

なお問題数は25問くらいなので、何も調べずに回答するだけなら20〜30分くらいでできると思います。

コツ2:2日に1回挑戦する

さきほど書いたとおり更新試験は何度でも挑戦できますが、1度失敗すると24時間くらい次の試験挑戦までに間を空ける必要があります。

なお出題される問題は半分くらいは前回と同じものが出力されるように感じましたので、前回挑戦した時に確認した内容を忘れないうちに繰り返しトライすると良いと思います。

コツ3:試験中にわからない問題が出たら適宜調べておく

さきほど書いたとおり同じような問題が繰り返し出題されますので、前回回答時に調査した問題と回答はメモしておくといいと思います。

そうすれば、次回の試験ではあたらしく出題された問題のみ調査すればよくなり徐々に正解率が上がっていきます。

私も最初は4割くらいの正解率でしたが、試験を受けるたびに正解率があがっていき、合格した際は8割以上の正解率となりました。

まとめ

更新試験だからといって甘くみていると意外と難しい問題が出力される(1年経過してすっかり忘れているだけ?)ので、あせらないように早めに取り組みましょう。

Microsoft の認定資格SC-200の勉強方法 – ExamTopicsのおかげでなんとか合格できました

2025年10月、Microsoft認定試験 SC-200(Microsoft Security Operations Analyst Associate) に、2回目でようやく合格しましたのでその体験談をここに記載しておきます。

試験の印象と難易度

正直に言うと、SC-200はかなり難しい試験です。
KQLの理解だけでなく、「どの製品のどの機能で何ができるか」を細かく把握する必要があります。

特に難解なのは以下の部分ではないかと思います。

  • Security Admin、Owner、Contributorなどの権限違い
  • Sentinelのトリガー(Playbook, Automation rule, NRT rule)
  • Defender for Servers / Endpoint / Cloud の有効化条件

1回目で不合格だった理由

1回目の受験では、途中まではそこそこ順調に進めていたのですが、途中でそれまで解いた問題の一覧が表示され、その時点で全問解いたと勘違いし問題の見直しをじっくりしてしまいました。

しかしながら実は最後に長文の問題が残っており、それに気づいた時には残り5分をきっていました。

結果、700点まであと14点というところだったので、すべて問題を解き終わっていたら合格していたかもとおもうととてもくやしい思いをしました。

全体で問題数がどれくらいあるのかは、最初に把握しておくことが重要だと思い知らされました。

2回目で合格できたポイント

2回目は、前回の出題内容をしっかり思い出し、弱点を徹底的に潰す学習法に切り替えました。(ただ、1回目と同じ問題はほどんど出なかったように思います。)

その時に実施したことは以下の通りです。

  • 1回目の試験結果の紙に自分の弱点が書かれているのでそれを確認
  • 特にSecurity for COPILOT はあまり勉強していなかったにもかかわらず結構出題されていたので重点的に勉強
  • ExamTopicsで似た問題を反復練習
  • ChatGPTで不明点を深掘り(公式ドキュメントもあわせて確認)

結果、問題を見直すことなく時間にも余裕を持って合格できました。合格点はそれでもぎりぎり730点くらいでしたが。。。

ExamTopicsについて 有効度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

このサイトには過去問題が掲載されており、最も実践的な学習サイトです。私が受けた試験でも、10問以上は同じ問題が出たのではないでしょうか。

一方で、このサイトでは明確な解答は書かれておらず、受験者が正しいと思う答えが投票されているだけので、ChatGPTやMicrosoft Learnで裏付け確認をしながら使うのがコツです。

ExamTopics – SC-200
https://www.examtopics.com/exams/microsoft/sc-200/view

なお、残念ながら現在、無料では最初の10問くらいしか見ることができず、有料契約する場合、月700ドルくらい支払う必要があります。(以前はもっと見れたようですが。)

この支払いをする価値は十分にあると思いますが、このサイトにてクレジット支払いしても大丈夫かどうか正直心配になりました。

ちなみに一瞬だけですが、Googleで以下の通り「サイト指定 sc-200 検索文字列」で検索を行うと、最初の10問以外のSC-200の質問も表示されます。(5秒くらいですが。)

Google 検索例
site:www.examtopics.com sc-200 copilot

ChatGPT 有効度:⭐️⭐️⭐️⭐️

ExamTopicsなどと並行し、ChatGPTに対して正解とその根拠について質問しながら勉強を進めました。

これにより、単純に問題に対する正解を覚えるだけではなく、正解の背景を詳しく確認することができ、理解促進につながったと思います。

最後に

SC-200は決して簡単ではありませんが、1回で受からなくても諦めず、ChatGPT・ExamTopics・Microsoft Learnを組み合わせて勉強すれば、必ず合格できます!