Macに HomerowをインストールしてキーボードでOSを操作する

Homerowのインストールから起動までの操作は以下の通り。

1.homebrewでインストール
2.homerowの実行
3.ショートカットを押す

1.homebrewでインストール

以下のコマンドでインストールできます。

% brew install homerow
==> Auto-updating Homebrew...
・・・
==> Downloading https://builds.homerow.app/v1.3.2/Homerow.zip
######################################################################################################################################################### 100.0%==> Installing Cask homerow
==> Moving App 'Homerow.app' to '/Applications/Homerow.app'
🍺 homerow was successfully installed!

2.homerowの実行

実行の仕方はいろいろありますが、Finderから実行するのが一番わかりやすいかも。

Finder のアプリケーションから homerowを実行

実行すると以下のような設定画面が表示されます。

Homerowの設定画面 – General

Launch on login を ONにするとOSログオン時に自動的にhomerowを起動してくれそうです。

3.ショートカットを押す

ここまでできたら、あとはショートカットを押すだけです。なお、ショートカットキーのデフォルトは[SHIFT]+[COMMAND]+[SPACE]となっています。

Homerowの設定画面 – Clicking

MacのiMovieで動画を結合、分割、一部音声削除、音声追加してみた

以前、iMovie を使って動画に字幕をつけて mp4 ファイルに書き出すといった、基本的な iMovieの操作方法を説明しました。

http://k2-ornata.com/mac_imovie_movie_edit

今回はもう少し高度な編集として、動画を結合、分割したり、音声を編集する方法を説明します。

動画を結合する

すでに読み込んでいる動画と新しい動画を結合したい場合、下図のように既存の動画の最後に、新しい動画ファイルをドラッグ&ドロップで配置します。

iMovie

動画を分割する

動画を分割したい場合、以下のように分割したい部分をマウスで左クリックし、その後、右クリックのメニューから「クリップを分割」を選択します。

iMovie

一部の音声を消す

動画の一部の音声を消すには、「動画の分割」で説明した方法で音声を削除したい動画部分を切り出したあと、以下の1〜3の手順で編集します。

①音声を削除したい動画(クリップ)を選択
②上部のスピーカーマークを選択
③スピーカーマークの下にある音量を0%にする
iMovie

音声を追加する

事前に作成しておいた音声ファイルを、以下のように音声を流したい動画部分にドラッグ&ドロップします。

iMovie

iMovieは Macにデフォルトで入っている動画編集ソフトですが、使いこなせばいろいろなことができそうですね。

iMac の純正マウスがある日突然つながらなくなったので、マウスの裏にあるスイッチをオフ・オンしたら再接続できた件

ある日突然、iMac で使っていた純正マウスが Bluetoothで接続されなくなりました。

しばらくは原因がわからず、有線のマウスで対応していましたが、そのあとマウスの裏にスイッチ(下図の赤枠部分)があることに気がつき、一度そのスイッチをオフ・オンしたところ無事に再接続されました。

Mac純正マウス

なお、上記のオフ・オンのタイミングで、Macの「システム環境設定」にある「マウス」の設定画面に「System Administrator’s Mouse」が表示され、接続済みとなりました。

iMac マウス設定画面

マウスのオフ・オンでもダメな場合は、上記の設定を確認してみることをおすすめします。

MACでスクリーンショットを撮った後も画面が暗いままになっている場合の対処方法

先日、Macにて control+shift+5 でスナップショットを撮ってみたところ、スナップショットを撮り終わっているにもかかわらず、画面が暗いままになっている事象が発生しました。

しばらくは Macのバグだろうとおもっていたのですが、どうやら使い方を間違っているようでしたのでここに記録しておきます。

スナップショットではなく録画になっている可能性あり

もし上記の現象が発生している場合は、control+shift+5 を押した時に下部に表示されるツールバーの右端が、「収録」ではなく「取り込む」になっているか確認してください。

もし「収録」となっている場合は「スナップショットモード」ではなく「録画モード」になっていますので、そのツールバーの左から3番目(選択部分を取り込む)などを選択し直すと改善されます。

すごくささいなミスですが、意外と気がつかないですね。

Mac にプロキシ(Squid)をインストールしてみた

Parallels DesktopのゲストOS(CentOS)からプロキシ経由でのインターネットへのアクセスを確認をする為に、Macに Squidをインストールしてみました。

インストール

Macへの Squidのインストールは簡単です。
以下のとおりHomebrewを利用してインストールするだけです。

% brew install squid
Updating Homebrew...
・・・
Pruned 1 symbolic links and 7 directories from /usr/local
==> Caveats
==> squid
To restart squid after an upgrade:
  brew services restart squid
Or, if you don't want/need a background service you can just run:
  /usr/local/opt/squid/sbin/squid -N -d 1

Squidの起動

Squidの起動も簡単です。以下のコマンドを実行するだけです。
(インストール直後のメッセージに再起動の方法などが書かれていましたね。)

 % brew services run squid
==> Tapping homebrew/services
Cloning into '/usr/local/Homebrew/Library/Taps/homebrew/homebrew-services'...
remote: Enumerating objects: 2414, done.
remote: Counting objects: 100% (2414/2414), done.
remote: Compressing objects: 100% (1128/1128), done.
remote: Total 2414 (delta 1120), reused 2339 (delta 1098), pack-reused 0
Receiving objects: 100% (2414/2414), 658.87 KiB | 1.51 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (1120/1120), done.
Tapped 1 command (45 files, 826.6KB).
==> Successfully ran `squid` (label: homebrew.mxcl.squid)

Squidの動作確認

Squidはデフォルトで 3128ポートで待ち受けするようですので、curl コマンドで試しにプロキシ経由で Googleに接続してみました。

% curl https://google.co.jp/ http://localhost:3128
<HTML><HEAD><meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=utf-8">
<TITLE>301 Moved</TITLE></HEAD><BODY>
<H1>301 Moved</H1>
・・・

Squidの設定変更

もしポート番号などを変えたければ以下の設定ファイルを修正すればよさそうです。

/usr/local/etc/squid.conf

MacのParallels Desktop上のWindows Server 2019にActive Directoryをインストールしようとしたらてこずった件

題名の通り、Mac OS上の Parallels Desktopに Windows Server 2019をインストールし、ADドメインサービスの機能追加をしようとしたところ、何度トライしてもインストールに失敗しました。

その後、いろいろ試したところ、Parallels Desktopの設定から、Mac – Windows間のファイル/アプリ共有の残らず無効にしたところ、正常にADドメインサービスがインストールできるようになったので、ここに記録しておきます。

Parallels Desktopの設定を変更

Parallels Desktopの設定画面1
Parallels Desktopの設定画面2
Parallels Desktopの設定画面3

Windows Server 2019の機能追加

Windows Server 2019

以下のように無事、ADドメインサービスの機能追加ができました。

Windows Server 2019

Mac OS のTime Machineのバックアップが完了しなくなった時の対処方法

Mac OSにはTime Machineというバックアップ機能があり、「バックアップを自動作成」にしておくと定期的にバックアップしれくれるのですが、数ヶ月前からバックアップが完了しなくなっていました。

TMachineへのバックアップ失敗

そのうち復活するだろうと思っていましたが、100日経過してもバックアップが正常に完了することがなかったのでいろいろと試してみることにしました。

結果的にどれが効いたのかはよく分かりませんが、以下の3つを実施することで正常にバックアップされるようになりましたので、ここに記録しておきます。

1.ローカルスナップショットを削除する
2.「バックアップを自動作成」を一度外してみる
3.外部ディスクを一度外してみる

1.ローカルスナップショットを削除する

まず実施したのが、Time Machine のローカルスナップショットの削除です。

以下のコマンドをMacのコンソールから実行すると”.local”というファイルがいくつか作られているのが分かります。

% sudo tmutil listlocalsnapshots /
tmutil listlocalsnapshotsコマンドの実行結果

このローカルファイルを消すと良いという話を見かけたので、消してみました。

なお、削除するには以下のコマンドを実行すれば良いようです。

% sudo tmutil deletelocalsnapshots (日付の部分)

例えば、「sudo tmutil deletelocalsnapshots 2022-06-25-120056」といった感じです。

上記の方法でローカルファイルを全て削除した後、Time Machineを再度起動させてみましたが、すぐに状況は改善せず、バックアップは完了しませんでした。

2.「バックアップを自動作成」を一度外してみる

そこで次に、最初のTime Machineの画像でも確認できるとおり、「バックアップを自動作成」のチェックボックスがありますので、それを一度外してみました。

これを実施した理由ですが、しばらくチェックボックスを外しておくと1.の操作と同様にローカルスナップショットが消されるという話を見かけた為です。

しかしながら、しばらくチェックボックスを外した後、再度チェックボックスを入れ直しても状況は変わらなかったように思います。(ちょっとうろ覚え。。。)

3.外部ディスクを一度外してみる

最後に実施したのが、Time Machineのバックアップ先として指定していた外部ディスク(SSD)を外してみることでした。

この時は何も考えずにおもむろに外部ディスクを引っこ抜いてしまいました。

そして再度Macに接続後、Time Machineのバックアップ先として指定しました。

するとTime Machine上の表示がリセットされ、その後しばらくすると外部ディスクの空き容量がどんどん減る形でバックアップされているように見えました。

いろいろ試した結果。。。

実は3.を実施してバックアップされているように見えはじめたあともその日のTime Machine上の表示は、最新のバックアップが対処前と同じ6月25日のままとなっていました。

ああ結局だめなのかと思いながら、ふと本日Time Machineの状況を確認したところ、今朝の9:01にバックアップが完了していることが確認できました。

Time Machineでバックアップが復活

おそらく3.の対処でバックアップは正常に動きはじめたのですが、これまで長い間バックアップされていなかったので、完了するまでに時間がかかっていたのではないかと思います。

これで安心してあたらいしいソフトをインストールしたり設定変更したりできるようになりました。

参考サイト

・Mac/Time Machineバックアップ未完了!?空きがあるのに「空き容量が不足しています」エラーの原因と対処法(Tamoc)

Mac OS からParallels上のゲストOS(CentOS 8)にアクセスしてみた

前回、Parallels上のゲストOSからMacOS上のWebサーバにアクセスできることを確認しました。

http://k2-ornata.com/mac_parallels_guest-os_to_mac-os_access/

そこで今回は、その逆、Mac OSからゲストOSにアクセスできるか確認してみました。

結論としては無事に接続できましたが、CentOS ではデフォルトで firewalld というホスト型のファイアウォールソフトがインストールされているらしく、そのソフトに穴を開けてあげる必要がありました。

1.ゲストOSのIPアドレスを確認

まずはゲストOS上で自身のIPアドレスを確認します。

私の環境では、”enp0s5″というのがインターフェイス名になっているようで、IPアドレスは”10.211.XX.XX”となっておりました。

ゲストOSのIPアドレス

2.Mac OS 上からゲストOSにとりあえずアクセスしてみる

先ほどのIPアドレスにpingを打ってみます。

すると以下のように問題なく応答が返ってきました。

ゲストOSにpingを打った結果(OK)

そこで今度はゲストOS上のWebサーバにアクセスしてみます。

するとなぜか、接続に失敗してしまいます。

ゲストOS上のWebサーバにアクセスした結果(NG)

3.ゲストOSのfirewalld設定を確認&変更

上記の現象が発生したので、ああダメなのかとすこし諦めかけていたのですが、CentOS(Linux)なのでHost型のファイアウォールが動作しているのではないかと思い立ち、調べてみました。

その結果、CentOS ではデフォルトでfirewalldというものが動作していることが分かってきました。

そこで以下のコマンドを実行し、現在のfirewalldの設定を確認してみました。

$ firewall-cmd --list-all

すると、実行結果の”services”や”ports”の部分を見ていただくと分かる通りhttpに関するサービスが許可されていないことが分かります。

firewall-cmd 実行結果

そこで以下のコマンドにより8443/tcpのポートに穴を開け、その結果を確認しました。

$ firewall-cmd --add-port=8443/tcp --zone=public

これにより、”ports”の部分に”8443/tcp”が追加されています。

firewall-cmd 実行結果

4.再度、ゲストOS上のWebサーバにアクセス

その後、再度、ゲストOS上のWebサーバにアクセスすると、無事接続することができました。

ゲストOS上のWebサーバに無事アクセス

これでMac OS上のアプリからゲストOS上のアプリを操作できるようになったので、いろいろ試して見たいとおもっております。

Mac OSにインストールしたParallels上のゲストOSからMac OS上のサーバにアクセスしてみた

当たり前だからかなのか分かりませんが、Mac OS上にインストールしたParallels上のOSからMac OSに接続できるかどうかの情報が、あまりインターネット上にありませんでした。

そこで実際に試してみました。

Mac OSのIPアドレスを確認

まず、Parallels上のゲストOSからアクセスする際の、Mac OSのIPアドレスを確認します。

これは、Mac OS上のターミナルから以下のコマンドを実行します。

% ifconfig
Mac OSのターミナルで ifconfig

そして、インターフェイス”en1″の項目の見ればMac OSのプライベートIPアドレスが”192.168.XXX.XXX”であることが確認できます。

(私の環境は無線LANなので、有線LANの場合は別のインターフェイスになるかもしれません。)

なお、ターミナルから以外にもMac OSの「システム環境設定」からも確認可能です。

システム環境設定(Mac OS)
ネットワーク設定(Mac OS)

ゲストOS(Linux)からアクセスしてみる

それではゲストOSを起動して、先ほどのMac OSのインターフェイス”en1″のアドレス”192.168.XXX.XXX”にまずはpingしてみます。

すると下図のように問題なくpingの応答がMac OSから返ってきました。

ゲストOS(Linux)からMac OSへpingした結果

そこで今度は、Mac OS上で事前に起動しておいたSplunkのWebインターフェイスにアクセスしてみます。

するとSplunkへも問題なくアクセスできました。

Mac OS上のSplunkにゲストOS上のブラウザからアクセス(Splunk画面)

このように、Parallels上のゲストOSからMac OSへのアクセスは特に何の設定をしなくても接続できることがわかりました。

Mac OS上で動作しているサーバにゲストOS上のアプリケーションから接続してみる、といったことが簡単にできそうですね。

スマホで撮った動画にiMovieで字幕をつけてみた

先日、水洗トイレの水漏れを直したときに動画を撮り、それに字幕をつけてみました。

その時の操作をここに記載しておきます。

1.iMovieの起動

Macには最初からiMovieという動画編集アプリが入っているはずです。

Launchpadを起動([fn]+[F4]キー)して、アプリ一覧の中から★型のアイコンのiMovieを起動します。

LaunchpadからiMovieを起動

すると以下のようなウィンドウが立ち上がります。

iMovie起動直後

2.動画の取り込み

上記の画面からMacに取り込んだ動画を指定します。

下矢印↓の部分をマウスで選択すると、ファイルの一覧が表示されるはずですので、動画ファイルを指定して取り込みます。

ファイルを取り込むと下図のように上側に動画のサムネイルが表示されますので、それをマウスで摘んで下に持っていくと動画が細かい時間にぱらぱら動画のように分割され、編集できるようになります。

iMovieで動画を取り込んだ状態

3.タイトルの挿入

次に動画に字幕をつける為に、ウィンドウの上部にある「タイトル」をマウスでクリックします。

すると下図のように複数の字幕パターンが表示されますので、自分の好きなものをマウスで選択します。

iMovieのタイトル編集画面

その後、さらにそのパターンをダブルクリックすると、タイトルテキストが編集できるようになりますので、好きな文字を入力してください。

タイトルテキストの編集

入力したタイトルテキストのフォントや大きさ、水平方向の位置は赤枠の部分で変更できます。

タイトルテキストの編集

4.タイトル表示時間の設定

私の動画の場合、デフォルトだとタイトルの表示時間は4秒(もしかしたら、動画の長さによってかわるかも)になりました。

タイトルの表示時間を変えたい場合は、ウィンドウ下側のパラパラ動画の上に表示されている青いバーの右端をマウスで摘んで左右に動かします。

タイトルの表示時間を変える

5.MP4形式でファイルに書き出し

これで動画にタイトルがつきましたので、MP4形式でファイルに書き出します。

書き出すには、ウィンドウ右上のアップロードアイコンをクリックし、その後表示された以下のポップアップから、「ファイルを書き出す」を選択します。

ファイルを書き出す

すると以下のポップアップが表示されますので「次へ」を選択し、ファイル名を指定して保存します。

ファイルへの書き出しウィザード

6.動画ファイルの再生

なお、書き出したMP4ファイルを再生するアプリがデフォルトでMac OSに入っていないようですので、Mac OS上で再生したい場合、別途アプリをインストールしてあげる必要がありそうです。

まあ、iMovie で事前に確認はできますが。

もちろん、YoutubeにアップロードしてあげればFireFoxなどのブラウザ上で再生可能です。

iMovie はOSにデフォルトでついてくるアプリなのであまり高機能ではなさそうですが、タイトルをつけるだけなら十分につかえそうです。