ベルツノ さんが亡くなった翌日、会社を休んで病院につれていきました。
もともと、前日のお昼にベルツノ さんの様子が変だとおもって、急遽、再度診察してもらおうと思って予約していたのですが、それが間に合わず、その変わり解剖して検死をしていただくことにしました。
なぜなら、このベルツノ さんの病気は前例が少なく、できれば他のベルツノ さんで同様の症状がでたときの為に調べさせてほしいと、お医者さんから申し出があったからです。
そして、ベルツノ さんを預けた2日後の昨日、再度、私の元に戻ってきました。
あんなにまるまるとしていた体が解剖の際に液体が全部抜けて、すっかししぼんでしまっていました。
しかし、顔の部分にはガーゼをかけていただいており、真新しい小さな段ボールの中に敷かれた綿の上に、そっとおいていただいていました。
そして家に連れて帰りました。
その後、病院にいく途中で連絡していたペットの葬儀屋さんに3時頃に家まできていただき、ベルツノ さんを一時的に引き取っていただき、火葬にしていただきました。
その葬儀屋さんではホームページでもベルツノ さんの火葬が行えることをうたっており、ベルツノ さんだけでなく、エンゼルフィッシュなども火葬をしたことがあるとのことでした。
引き取っていただく時には、ちゃんと小動物専用の棺桶に移し変えていただきました。なんと、その棺桶にはちゃんと顔が最後に見れるように窓がついていましたので、最後にそこからお別れをし、窓を閉じました。
そして引き取っていただいて1時間後、ベルツノ さんは鋤のようなものの上に、骨だけになって帰ってきました。
顔の骨はほぼそのままの形を保っており、手や足についても、とても骨っぽい感じ(人間の骨のミニチュア版のよう)でした。
家の玄関でその骨をピンセットを使って骨壺に移し替え、今、ベルツノ さんが5年以上暮らしたテーブルの上で、白い箱にはいってじっとしています。
これからは、餌をあげたり、体を洗ってあげたり、膝の上にのせてテレビを一緒に見たりはできませんが、しばらくはまた一緒に家ですごしたいと思っています。
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