SOARと連携させるActive DirectoryをWindows Server 2019上に構築してみた

SOARへのログイン連携や、SOARからのユーザ情報問い合わせの為に、MacにインストールしたParalleles Desktop上にWindows Server 2019をインストールし、その上にActive Directory機能をセットアップしてみました。

SOARと連携に必要なWin2019作業

SOARのAD連携用のインテグレーションと連携させるには、Windows Server 2019上に最低限、以下の機能を構築する必要があることがわかりました。

・Active Directory ドメインサービスのインストール
・DNSサービスのインストール
・AD上でのドメインユーザの作成
・DNSサービスでの前方参照ゾーンの設定(DNSをADと一緒に作成すると自動的に作成される。)
・DNSサービスでの逆引き参照ゾーンの設定

AD上でのドメインユーザ作成

SOARと連携させる際の認証ユーザを以下の通り作成しました。

ADでのユーザ作成(Microsoft Windows Server 2019)

MacのParallels Desktop上のWindows Server 2019にActive Directoryをインストールしようとしたらてこずった件

題名の通り、Mac OS上の Parallels Desktopに Windows Server 2019をインストールし、ADドメインサービスの機能追加をしようとしたところ、何度トライしてもインストールに失敗しました。

その後、いろいろ試したところ、Parallels Desktopの設定から、Mac – Windows間のファイル/アプリ共有の残らず無効にしたところ、正常にADドメインサービスがインストールできるようになったので、ここに記録しておきます。

Parallels Desktopの設定を変更

Parallels Desktopの設定画面1
Parallels Desktopの設定画面2
Parallels Desktopの設定画面3

Windows Server 2019の機能追加

Windows Server 2019

以下のように無事、ADドメインサービスの機能追加ができました。

Windows Server 2019