Splunk SPL で特定の項目の出現回数をカウントする(statsマクロで count)

stats マクロで count を利用すれば、特定の項目の出現回数を表示させることができます。

SPLの書き方

下記のSPLは、dest_ip(通信先)毎に出現回数をカウントし表示させるSPLの例です。
なお、それぞれのdest_ipの出現回数をカウントした後、カウントが多い順に10件表示しています。

sourcetype="fgt_traffic"
| stats count by dest_ip
| sort - count
| head 10

実際に実行するとこうなります。

Splunkでの検索結果1

グラフ表示

上記検索を行った後、「視覚エフェクト」を選択すると、結果をグラフ表示することも可能です。

Splunkでの検索結果2

参考サイト:

・Splunk: Splunk入門(SPL編 3/6) – よく使用する統計関数11選
https://qiita.com/frozencatpisces/items/360b4a38212fe1876dbc

Splunk SPL で特定の項目の平均値と中間値を求める(statsマクロで max と median)

stats マクロで avg と median を利用すれば、特定の項目の平均値と中間値を表示させることができます。

SPLの書き方

下記のSPLは、dest_ip(通信先)毎に最大値(max)、最小値(min)、平均値(avg)、中間値(median)を表示させるSPLの例です。
なお、それぞのれ値を求めた後、最大値(max)が多い順番に並べ替え、最大値(max)が多い順に10件表示しています。

sourcetype="fgt_traffic"
| stats max(bytes_in), min(bytes_in) avg(bytes_in), median(bytes_in) by dest_ip
| sort - max(bytes_in)
| head 10

実際に実行するとこうなります。

Splunkでの検索結果

グラフ表示

上記検索を行った後、「視覚エフェクト」を選択すると、結果をグラフ表示することも可能です。

Splunkでの検索結果

参考サイト:

・Splunk: Splunk入門(SPL編 3/6) – よく使用する統計関数11選
https://qiita.com/frozencatpisces/items/360b4a38212fe1876dbc

Splunk SPL で特定のフィールドの出現回数をカウントし、多い順に表示させる方法

stats マクロで特定のフィールドの値の出現回数をカウントし、それを sortマクロで多い順に並べ替えることで実現できます。

index="(インデックス名)" sourcetype="(ソースタイプ名)" (フィールド名)=(カウントしたい値)
| stats count by (カウントしたいフィールド名)
| sort - count

(カウントしたいフィールド名)に src_ip や hostname など、カウントしたいフィールド名を入れます。

なお、1行目は index 以外は任意(必須ではない)です。

また、”|”は半角になっている必要があるので注意。(全角にすると”|”が緑色になります。)