Parallels DesktopでWindows PC環境をiMacに移行してみた

私はいま、WindowsのノートPCを利用していますが、今年の春前にiMacを買ってからはあまり利用しなくなってきています。
というは、約7年くらい前に購入したノートPCのディスプレイの調子がわるくなってきて、ディスプレイの角度によって画面がちらつき始めたからです。

このままではそのうちご臨終になってしまいそうなので、その前にMacのParallels Desktopを使ってWindows OSをMac上に移行してみることにしました。

Parallels Desktopはお試し版でWindowsの移行確認が可能

とはいえ、Parallels Desktopを使って本当にいままで使っていたWindowsがそのまま使えるようになるのか不安だった為、まずはお試し版のParallels DesktopをWebサイトからダウンロードし、試用してみることにしました。

1.Parallels Desktop 無償トライアル版のインストール

Parallels Desktopは以下のサイトから「無償トライアル版」をダウンロードすることができます。

Parallels Desktop 16 for Mac
https://www.parallels.com/jp/products/desktop/

上記サイトからdmgファイルをダウンロードして実行すると以下の画面が表示されるので、ダブルクリックするとインストールウィザードが始まります。

Parallels Desktop

その後、インストールウィザードを進めていくと、Windows 10 をインストールする画面が出てきますが、私の場合は既存のOSを移行する為、「スキップ」しました。

Parallels Desktop

次にWindowsを新規に移行するか、既存のWindowsを移行するか選択できる画面がでてきます(スナップショット撮り忘れました。。)ので、そこでWindowsの移行を選択します。
すると、以下のように移行方法の選択肢が表示されます。

Parallels Desktop

私の場合、最初、「ネットワーク」経由で移行しようと思ったのですが、なんと、285GB程度で40時間以上かかるという計算が表示されたので、諦めて「外部ストレージ」を利用することにしました。

この後、「続行」を選択すると、次にWindows OS側にParallels Desktop Agentをインストールするように促されます。

2.Windows OSへのParallels Desktop Agentのインストール

1.のウィザードの中でAgentのダウンロードサイトの情報が表示されますので、Windows PCからそのサイトにアクセスし、Agentをインストールします。

インストール後に起動すると、上と同じ様な選択画面が表示されるはずですので、同じく「外部ストレージ」を選択します。

3.Windows OSの外部ストレージへの書き出し

すると、移行するデータのサイズ(OSとアプリだけの場合と、左記以外にデータまで移行する場合の2パターン)が表示されるので好きな方を選択します。
私はデータまで全て含めたので大体285GB程度になりましたが、外部デバイスへの書き出し時間は約5時間程度かかりました。

外部デバイスはSSDにしたのですが、ノートPCの方がSSD+HDDだったせい?(それともUSB3.0のせい?)か非常に時間がかかりました。
しかも、最初にトライした時はあと1時間で終わるという時にノートPCに触ったせいで転送エラーが発生してしまい、再度トライすることになってしまいました。

4.外部ストレージからMac上のParallels DesktopへWindows OSのデータを取り込み

3.でWindows OSを書き出した外部ストレージをMacのUSBポートに差し込むと自動的にバックアップしたデータを認識し、以下の画面が表示されます。

Parallels Desktop

上記画面で「続行」を選択すると、外部ストレージからの取り込みが始まります。
なお、iMac の場合は Thunderbolt のUSBが利用でき、外部ストレージもSSDであったこともあり、285GBのデータを30分強で取り込むことができました。(すごい!)

Parallels Desktop

5.Parallels アカウントの作成

Windows OSのデータを取り込んだあと、以下のようにParallelsのアカウントを作成するように促されますので、素直に作成します。

Parallels Desktop

6.仮想マシンの構成とWindowsの起動

Parallelsアカウントの作成が終わると、以下のように仮想マシンの構成が始まります。

Parallels Desktop

そしてその後、無事、Windowsが起動しました。しかし、ここで2点、注意点があります。

【注意1】Windowsのライセンスは自動で移行されない

まあ、これはいいことかもしれませんが、Windowsのライセンス自体はまだ移行元のノートPC側に残っていますので、動作確認が終わったらライセンスを移行する必要があります。

Parallels Desktop

【注意2】Cドライブ以外のデータが利用可能か確認が必要

これは、ノートPC側のDドライブのフォーマットのせいかもしれませんが、Parallels Desktopに移行したWindows OS上のDドライブにアクセスしようとすると、NTFSへのフォーマットが必要ですと怒られました。
Windows OSの移行が終わった後、安心せずにすべてのデータが使えるようになっているか、確認したほうが良いと思います。

以上で無事、Windows OSのiMacへの移行が完了しました。

なおこのあと、Windows が問題なく動作することが確認できた為、WindowsライセンスをParallels Desktopに移行しましたので、もし興味があれば以下の記事を参考にしてください。

http://k2-ornata.com/windows_license_transfer/

MacからVMware Fusionをアンインストールしようとしたらめんどくさかった件

以前、MacにインストールしたVMware Fusionをアンインストールしようと思ったのですが、完全に削除するには手動で削除する必要があり、少し手こずったのでその時の手順を記載しておきます。

Launchpadからは削除できない

通常、Macからアプリケーションを削除する場合、iPhoneやiPadのようにLaunchpadから削除できると聞きましたが、実際にやってみるとVMwareの場合、アイコンの左上に×マークが表示されず、削除できませんでした。

Launchpad

そこで2番目の方法として、アプリケーションフォルダからの削除を行うことにしました。

アプリケーションフォルダからの削除しただけだとゴミが残る

しかし、単純にアプリケーションフォルダからappファイルを削除するだけでは、色々な場所にゴミが残ってしまうらしいので、そのゴミの消し方も含めて記載しておきます。

1.アプリケーションフォルダからの削除

まずは、Finderを開いて、アプリケーションフォルダから以下のようにVMware Fusion.appファイルをゴミ箱に入れます。

2.Library配下の関連ファイルを削除

次に、以下のサイトの情報を参考に、”/Library”および”~/Library”配下のフォルダを削除していきます。

VMware Fusion の手動アンインストール (1017838)
https://kb.vmware.com/s/article/1017838?lang=ja

2-1. /Library配下のフォルダの削除

ここは上記サイトの指示通りにFinderから削除していきます。
ただ、サイトに記載されいてるフォルダ以外にも”VMware”と名前のついたフォルダが見つかりましたので、それも一緒に削除しました。

2-2. ~/Library配下のフォルダの削除

ここも上記サイトの指示通りにFinderから削除していきます。
しかし最初、”~”が何を意味しているんだろうと疑問に思いましたが、どうやらMacでは、”Macintosh HD > ユーザ > (ユーザ名)”(つまりユーザフォルダ)を指しているようです。(そういえば、Unix系はそうでしたね。)

そこでFinderで自分のフォルダは以下を覗いてみたのですが、どうもLibrary的なフォルダは見つかりません。
そこでターミナルから”ls”コマンドで確認してみたところ、以下の通り見つかりました。どうやらFinderでは隠しフォルダになっているようですね。

3.OS再起動

ひととおりVMware関連のディレクトリを削除した後、OSを再起動しましたが今のところ、異常は発生していません。

なお、このあとは、VMware Fusionと類似した製品のParallels Desktopを入れてみようと考えています。
Parallels DesktopはMacに特化した仮想環境で、既存のWindowsマシンのデータをOSまるごと簡単に移行できるらしいので、期待しています。

bpytopをMacにインストールしてみた

インターネットを閲覧していたところ、たまたまtopコマンドの進化系と思われるbpytopというコマンドを見つけ、インターフェイスがとてもかっこよく、自分のMacにも入りそうだったのでインストールしてみることにした。

bpytop起動直後の画面

Macへのインストールも簡単

MacもベースはLinuxなので、bpytop のインストールは比較的簡単です。

Homebrew(以下のbrewコマンド)がセットアップされている環境であれば、

1.python/システム監視系ユーティリティのインストール
2.iTerm2のインストール
3.iTerm2の起動とbpytop本体のインストール
4.iTerm2の設定変更
5.bpytop の起動

という順番で進めていき、1時間もかからずに導入できると思います。

1.python/システム監視系ユーティリティのインストール

とりあえず、Macのターミナルを開いて、以下のコマンドをひたすら実行していきます。

% brew install python3 git
% python3 -m pip install psutil
% brew install hacker1024/hacker1024/coretemp
% brew install osx-cpu-temp

これで、pythonとシステム監視系ユーティリティの導入は完了です。

2.iTerm2のインストール

次に、bpytopの動作環境として推奨されているターミナル(iTerm2)をHomebrewでインストールします。
Macの通常のターミナル(白いやつ)でも起動はしますが、セッティングを変えないと画面がバケた感じになります。

% brew install cask
% brew -v
% brew cask install iterm2

なお、自分の環境では最初のコマンド「brew install cask」を実行中に”brew link”のところでエラーが出た関係?で、二番目の「brew -v」で

Homebrew 2.6.2
Homebrew/homebrew-core (git revision 649c70; last commit 2020-12-19)
Homebrew/homebrew-cask (git revision 957568; last commit 2020-12-19)

と出るはずが、最後の行が出力されませんでした。
そこで、以下のコマンドを試しに入力してみたところ、後続の「brew cask install iterm2」コマンドもうまく実行できました。

brew link –overwrite –dry-run python@3.9
brew link –overwrite python@3.9

だだ、上記の2番目のコマンドは強制的にリンクを書き換えるようですので、最終手段として考えておいた方がいいかもしれません。(自分のMacではいまのところ悪影響は確認されていません。)

3.iTerm2の起動とbpytop本体のインストール

これでiTerm2がインストールされたので、iTerm をアプリケーション一覧から起動します。(iTerm.app)

その後、iTerm2から以下のコマンドを実行し、bpytop 本体をインストールします。

% pip3 install bpytop –upgrade

4.iTerm2の設定変更

ここまでですでにbpytopを起動できる状態にはなっていますが、iTerm2のデフォルトの設定では、列が80、行が25となっており、bpytop で提供できる豊富な情報を一度に表示することがむずかしい状態です。

そこで、iTerm2ツールバーの[Preferences]から[Profile] – [Window]を選択し、それぞれを倍の160列、50行にすることをおすすめしておきます。

iTerm2のプリファレンス

5.bpytopの起動

これでbpytopを起動するすべての準備が整いましたので、以下のコマンドでbpytopを起動します。

% bpytop

起動直後の画面では、CPU, メモリ、ネットワーク、プロセスの状態が非常にクールな感じで表示されます。

そして、iTerm2にフォーカスを当てた状態で”m”を押すと、全情報⇨プロセス⇨CPU&ネットワークという形で表示を切り替えることが可能です。

bpytop – prosess status

以上、bpytop 導入までの流れでした。

今後、bpytop を徐々につかっていきたいと思いますが、それとともに、今回導入したiTerm2も非常に評判がよくカスタマイズ性も高いようですので、調べていきたいと思っています。

EmoCheck を使って、PCがEmotetに感染していないか念のため調べてみた

Emotet の情報を調べていたところ、今更ながらEmoCheckというEmotetにPCが感染していないか調べるツールがあることを発見したので、自分のPCで実際に動かしてみました。

GitHubからダウンロードしてダブルクリックするだけ

上記の通り、EmoCheckを使えば、GitHubからツールをダウンロードして、マウスでダブルクリックするだけで、PCがEmotetに感染していないか確認できます。

GitHub – JPCERTCC /EmoCheck
https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases

1.GitHubからexeをダウンロード

GitHubに以下のとおり32bit OS用(x86)と64bit OS用(x64)のexeが置かれていますので、自分のPCの環境に合わせてダウンロードします。
利用しているOSがWindows 10なら、たぶんx64の方でよいでしょう。

2.Exeを実行

そして、1.でダウンロードしたexeをダブルクリックします。

私はここで、ファイルの展開、もしくはインストーラの実行が行われるものだとおもいましたが、いきなり以下のようにチェックが始まります。
しかも数秒で完了です。おそらく特定のファイルやレジストリだけチェックしているものと思われます。

3.念のため、出力ファイルを確認

2.の最後の画面のとおり、EmoCheckを実行すると、同じフォルダに結果が出力されますので、それを確認します。

結果のファイルは、「PCのホスト名+実行日時」のファイル名で出力されていますので、それを開いて念のため、中身を確認します。

今回は自分のPCにEmoCheckをダウンロードして実行しましたが、企業であればファイルサーバに置いておいて、それを実行するバッチを配布&実行するようにしておけば、各PCの実行結果がすべて同じフォルダに保存されるので、便利かもしれませんね。

インスパイアされた本 – 「会計天国」

最近、仕事で社内の経費について考えることがあり、何にもそのあたりの知識が無いことに危機感を覚えたことから何か良いビジネス本がないかなあと探していました。
そんな中で、この「会計天国」という本に出会いました。

会計を扱った小説ということで、気軽に読めるかなあとおもって読み始めたところ、大正解。1日かからずに最後まで読むことができました。
会計は会社の仕事の中で多少触れたことはあるのですが、貸借対照表などの見方はまったく知らない私でしたが、なんとなくその重要性はわかった気がしました。

この本の中でも書かれていましたが、こういった会計書類は会社業績の結果だけを表しているものではなく、それらの書類の中から会社というものを動きを把握することができ、その問題点とこれから行うべきことが見えてくるという、非常に重要なものであるということが理解できました。

凄腕コンサルタントが会社経営に行き詰まった人をたった1時間のレクチャーで救っていく

この本の物語の主人公は北条という凄腕の会計コンサルタントが自動車事故で昏睡状態になってしまうところから始まります。

運び込まれた集中治療室の自分の体から幽体離脱した北条は、天国から迎えにきたオールバックでアタッシュケースを抱えた天使?のKから、死ぬまでの1週間の間に会社経営に困っている5人の人間を将来幸せにしてあげられたら現世にもどしてあげるといわれ、よく理解できないまま引き受けます。

たった1時間のレクチャーでそんな簡単に救えないだろうと思うところもありますが、彼ら5人はみんな行き詰まってわらをもつかむ思いの為、みんな必死で北条の話に耳を傾けます。

行き詰まった人たちとの軽妙な会話が魅力的

この天使との会話や、その後、北条がいろんな人や物に乗り移ってターゲットとなった5人を救ってあげるあたりの軽妙な会話は、私に「空中ブランコ」などの著者である奥田英朗を思い出させました。

この軽妙な会話のおかげで、会話の途中に沢山でてくる数字のお話にあまり苦痛を感じず、最後まで読み続けることができました。

正直に言うと、最初のターゲットの貸借対照表の途中まではお金の流れについていけていたのですが、だんだん正確なところは追えなくなってしまいました。
しかしながら、「財務諸表」「損益計算書」そして「貸借対照表」の「財務3表」の重要性はかなり伝わってきました。

そして、やはりそろそろこういった会計について理解した上で仕事を考えていく必要があるなあと、気持ちを新たにすることができるとともに、自分の会社の今のやり方にちょっと疑問を感じるようにもなってきました。

ビジネス本だけど、フィクションの小説もまた読んでみたいと思わせる

最近、ビジネス本を読むことがおおくなり、フィクションの小説からは少し遠ざかっていましたが、この本はビジネス本でありながら、フィクションの世界に久々に引き込んでくれ、そういった世界の面白さを再認識させてくれた本という意味でも、自分にとっては非常に貴重な一冊になったのではないかと思います。

また、近いうちにもう一度、数字の中身まで追いながら読んでみたいと思いますし、その他の会計の本も読んでみたいと思います。
そして何より、この著者の別の本もたくさん出ているようです(どうもすべて漢字4文字になっているっぽい)ので、読んでみようかなあと思っています。

目からウロコの本 – 「アウトルック最速仕事術」

30代くらいまでは、自分にとって本といえば小説で、アガサクリスティーや栗本薫などを読んでいたのですが、40代くらいからは小説だと現実から逃避しているような気がしてきました。

また仕事でも、いろいろとこのままでは行き詰まってしまうぞ、という感じがしてきていたので課題解決などのビジネス本をたまに読むようになってきたのですが、Kindleを手に入れてからは、無料で読めるビジネス本をチラチラと読みあさってきました。

そんな中でめずらしく、古本屋さんで買った本が今回ご紹介する森新さんの「アウトルック最速仕事術(ダイヤモンド社)」になります。

いまや誰もがつかっているアウトルック

しばらく諸事情により仕事で別のメールソフトを利用していたのですが、再度、今年の10月からアウトルックを使うことになりました。

しかし、かなり長いブランクがあり使い方をだいぶん忘れていたのですが、そんな中、ちかくの古本屋さんでこの本を見つけました。
チラチラと立ち読み(すみません)していると結構しらないことが書いてあるし、なにより読みやすい(1つのノウハウ毎に数ページずつ使ってわかりやすく書いてある)こともあり、買ってみることにしました。

しかもお値段が元々1,600円くらいだと思うのですが、中古ということで1,200円くらいになっており、さらに帯が無いので?そこから半額になっていました。

リモートワークの通信環境遅延対策に最適!

基本的にはアウトルックで使えるショートカット技が載っていてそれはそれで役になったのですが、個人的にはそれ以外に以下の内容がとても役に立ちました。

1.メール画面の初期表示設定
2.OSコマンドの効率的な呼び出し

1.メール画面の初期表示設定

個人的には、メール画面の構成としては、「メールフォルダ(左)」「受信メールリスト(上)」「メール内容(下)」の3ペイン構成がベストだと思っていました。

しかしこの本では、「メールフォルダ(左)」「メールリスト(中)」「スケジュール(左)」を推奨しています。

私は最初、この推奨は受け入れがたいなあと正直思っていました。これだとメール本文を確認する為に、いちいちメールをひらかなければならないので面倒ではないかと。。

しかし、試しに1度このパターンにしてみたところ、良さがわかってきました。

まず第一に、フォーカスするメールを変えた際に、いちいちメール本文が切り替わらない為、回線状態がよくない私のネット環境にやさしい気がします。

また、かならずしもメールを開かないと内容がわからないかというとそういうわけでもなく、メールリストの表示行を最大の3行にすれば、メールを開かなくても、大体、そのメールが何のメールだったか思い出すことができます。(まあ、初回は開きますが。)

また、開いたあと、いちいち閉じるのがめんどくさくないかという点もありましたが、閉じるのは[ESC]キーを押すだけです。
さらに、そのメールに返信をした時に自動的に元のメールを閉じる設定をしておけば、メールが開きすぎてぐちゃぐちゃになることもありません。

第二に、スケジュール確認の為、画面に切り替える必要が無いというのも大きなメリットです。

この画面の切り替えはショートカットでできるとはいえ、それなりに処理時間がかなります。(たぶん5秒くらいだと思いますが。)これを推奨パターンの画面にしておけば、往復で10秒、毎回時間を短縮することができます。

これは、今、ビデオ会議への参加や自分のスケジュール確認の為にいちいち画面を切り替えている人にとってはとても効率的だと思います。

また、別途、特定の人の組み合わせでスケジュールが空いているか確認したい場合のわざもこの本には書かれていますので、それを組み合わせれば最強に効率的かと思います。

2.OSコマンドの効率的な呼び出し

これはこの本を買ったときには気がついていなかったのですが、OSの[Win]+[R]ショートカットをつかった効率化も目から鱗でした。

もともとこのショートカットを知っていてたまにつかっていたのですが、この本に書かれている発想は正直ありませんでした。

いままでは、このショートカットでExplorerを起動して、それから特定のディレクトリまで移動するといったことをしていたのですが、回線環境がわるい場合、ひとつディレクトリを移動する毎に数秒待つ必要があり(最悪、2、3回くりかえさないと移動してくれないことも)とてもストレスがたまっていました。

しかしこの本でこのショートカットを使ったもっと効率的ななやり方があることに気がつかせてくれました。
もしかしたら、普段何気なくつかっているその他のOS機能の中にも、もっと効率的につかえるものがあるのではないかと気がつかせてくれるものでした。

新品で買っても損なし!(笑

ぜひ皆さんもこの本を買ってみて、隅々まで読んでみてもらえると良いと思います。
自分の会社のなかでは、かなりショートカットを使いこなしていると自負していた自分ですが、こんなに知らなかったことがあるのかと、改めて気がつかせてくれた良い本です。

AnkiDroid の表示を左寄せにする

普段、私は英語の例文を覚えるために、AnkiDroid というスマホのアプリを利用しています。(ストアのレーティングが4.9というすごく評価の高いアプリです。)
しかし、もともとこのAnkiDroid は英単語などを覚えるためのものなので、デフォルトだとQ&Aがすべて中央(Center)に表示されてしまいます。

それでも、そんなに困らないのですが、かなり長文になってくるとやはり違和感を感じることがあり、左寄せにする方法を探してみました。

Q&A画面からEdit noteで変更可能

Webでいろいろ検索していたところ、PC版のAnkiアプリケーションから変更可能という記事を見つけました。

しかしながら、その為だけにAnkiをダウンロードしてPCにインストールするのはちょっとめんどくさいなので、もっと簡単な方法がないか探していたところ、スマホの画面から直接変更することができることを発見しましので記載しておきます。

1.デッキを選んでQ&Aを開始

AnkiDroid でデッキを選択すると、以下のようにQuestionが始まると思います。

AnkiDroid Flashcards

2.noteの編集

ここで、右上の点が3つ縦に並んだ部分を選んでください。
すると、以下のようにメニューが表示され、その中に「Edit note」が表示されていると思いますのでそれを選択します。

AnkiDroid Flashcards

これにより以下のとおり、Q&A(note)の編集画面が表示されますので、一番下に表示されている「Cards:Card 1」を選んでください。

AnkiDroid Flashcards

3.CARDのHTMLタグを編集

CARDを選択すると、以下のようにCARDの編集画面になりますので、Stylingのセクションにある”text-aline”の部分を”center” から”left”に編集し、上のチェックを選択してください。

AnkiDroid Flashcards

これだけで、以下のようにすべてのFlashcardが左寄せになります。

AnkiDroid Flashcards

注意事項

なお、この設定変更はCARD毎(今回の場合、CARD 1を使っているフラッシュカードはすべて対象)となるようですので、注意してください。
デッキ毎に設定を変えたい場合、CARDを別のものにしておく必要があると思われます。

また、note毎にこういった設定を変えたいといった場合は、編集画面のFront と Backのセクションで直接<p align=left>(変えたい表示)</p>とやれば良いみたいです。

AnkiDroidは基本的にHTMLタグで編集できるようなので、慣れてくるといろいろカスタマイズしやすそうです。また、いろいろなプラグインもありそうですので、興味のある人は試してみると良いと思います。

IFTTTだと任意アプリの自動起動ができなさそうなのでMacroDroidで作ってみた

今話題の?IFTTT(イフト)を使ってみたいとおもい、自分だったらどんな機能があればうれしいか考えていました。
そしてふと思いついたのが、ある場所に到着したら特定のアプリを自動起動する仕組みです。

私の場合、ファミリーマートやマクドナルドにいったときのポイントカードとして、ファミペイアプリに登録したdポイントカードを使っているのですが、お店についてから起動していたのではちょっと時間がかかり、すぐに注文できないことがあります。

そこで、お店に近づいた時に自動でファミペイアプリを起動してくれているといいなあとおもいました。

まずはIFTTTで実現可能か調べてみた

さっそくIFTTTのアプリをスマホのインストールして機能を調べてみました。

「もし?」にあたるIFを設定する機能の中には、Locationを設定する機能があり特に問題なく設定できたのですが、「そして?」にあたるTHENを調べてみたところ、どうも任意のアプリを起動してくれる機能が見当たりませんでした。

まあ、ファミペイアプリは日本独自のアプリなのでLineのようにアプリそのものが登録されてはいないだろうとおもってはいましたが、どうも任意のアプリを選んで起動する機能もなさそうでした。

ちなみに以下は、THENに対応するAction Serviceとして登録されていたAndroid Deviceの機能一覧です。

IFTTTのAndroid Deviceに対するAction

これをみると、音楽を流したりGoogle Mapを起動したりはできそうですが、特定のアプリを起動するという機能はなさそうです。

ということで他にいいアプリがないかなぁと探してみたところ、MacroDroidというものを発見しました。

MacroDroidでやりたい機能を実現(できたはず)

MacroDroidは見た感じアンドロイド端末専用といった感じで、かなりいろいろ細かいことができそうだなあというのが、最初に触ってみた感じです。

以下が起動時のホーム画面で、何かいろいろできそうな感じですが、とりあえず新しいマクロを作りたい場合は、左上の「Add Macro」を選択します。

MacroDroid ホーム画面

すると以下のように「Triggers」「Actions」「Constraints」の3つが表示されます。
ちなみに「Constraints」は制約という意味で、まだ使ったことはありませんが、「Triggers」の起動条件をより細かく制限する(例えば、特定の時間だけ等)ものだと思います。

MacroDroid マクロ設定画面

「Triggers」のところで、「ある特定の場所にはいったら」という条件は難なく設定できたので、次にIFTTTでは見つけることができなかった、「特定のアプリを起動する」という設定が可能か、「Actions」の部分を調べてみました。

すると「Applications」というカテゴリの中に「Launch Application」がありました!

MacroDroid アクション設定画面

この「Launch Application」を選択すると、スマホにインストールされたアプリの一覧が表示され、今回自動起動したいとおもっていた「ファミペイ」アプリを見つけることができました。

結果、最終的には以下のようなマクロができあがりました。
マクロ名(Famipay launch)の下に Never activatedと書かれているのは、まだこれを設定してからマックにいってないからだと思いますので、この記事を書き終わったら、さっそくマックに行って動作するか確認してみたいと思います。

MacroDroid マクロ一覧画面

以上、MacroDroidの簡単な説明でした。

もしIFTTTをつかっていて、あんなことが出来ればいいなあということがあったら、MacroDroidもさわってみるといいと思います。

今回は紹介できませんでしたが、上の写真の「Templates」をみると、世界中の人がマクロを作って登録されているので、自分では考えつかなかったマクロを発見できるかもしれません。

おすすめのノートについて(第1回、タスク・時間管理用)

4年前くらいに何かのビジネス本を読んだあと、私は1日の予定と実績を横にならべてかけるノートをしばらく探していました。
おそらく1年くらいは探していたんじゃないかなと思いますが、そんな中、見つけたのが今回ご紹介するTODAYノートです。

スイング ロジカル TODAYノート

こちらが、ナカバヤシさんから販売されているTODAYノートになります。
A5サイズのスリムノートになっており、畳むと7インチタブレットより一回り大きいくらいです。

個人的にはリング綴じになっているところが残念ですが、写真の通り、真ん中のところはリングがなく、左ページを書くときもあまり邪魔にならないようになっているのでよしとしています。
(ただ、使っていくうちにたまにリングが歪んで、シートの穴がリングから抜けてしまうことはありますが。。。できれば、普通に背面を紙で閉じたバージョンも作ってもらえると嬉しいです、ナカバヤシさん!)

なお、シートは50枚になっておりますので、1日毎に見開きで使っても、2ヶ月以上は使えます。これで300円前後ですからコストパフォーマンスは高いと思っています。

左に予定、右に実績を書く

実はこのノートを見つけるまでは、Excelで似たような書式をつくってプリンターで印刷して毎日書き込んでいたのですが、印刷はなかなかめんどくさいので、なにか代わりになるようなノートがないかなあと探していたという経緯があります。

そんな中発見したこのノートは、1ページごとに日付やToDo、スケジュールを書く場所がありますので、見開きで使うと、ちょうどいい感じになります。

仕事前に左側のToDoと行動予定を埋める

私はまず毎朝仕事を始める前に、左側のToDoと行動予定を記入しています。

Todo

前日、やり残したタスクがあればそれを左のToDoに書き込みます。
ちなみに私の場合各タスクの進捗度を□の塗りつぶし方で表現しています。
例えば、枠だけ縁取る⇨斜め上半分を塗りつぶす⇨全部塗りつぶす、みたいな感じです。

タスクによっては、自分だけでは完了しないことも多いですが、完了するまで何も塗りつぶせないとストレスがたまるので、徐々に塗りつぶして、すこしでも達成感(すすんでいる感)を得るようにしています。

前日のタスクを書き直すのはすこしめんどくさいですが、だからこそ簡単にできる仕事であれば翌日に持ち越さず、済ませてしまおうという気持ちになり、タスクをどんどん消化していけます。

行動予定

ここには主に、当日予定されている会議を記入しています。
朝一で当日予定されているスケジュールを確認することで、それ以外のタスクをどうこなしていこうか考えることができ、特定のタスクに時間を使い過ぎてしまい、他のタスクが進まなかった、なんてことはなくなると思います。

そういった意味で、忙しい1日になりそうな日ほど、打ち合わせ以外のタスクもなるべく朝一書き込んでみて、一日どうタスクをこなして行こうか考えておくことは重要だと思います。

仕事中に右側のToDoと行動予定を埋める

Todo

当然ですが、仕事をしていると朝予定していたタスク以外も飛び込んできます。そういったタスクは右側のToDoに書き込んでいきます。

基本的にこちらのToDoに書き込んだタスクは翌日以降の対応でも問題ないはずですので、左にあらかじめ書き込んでいたToDoが完了した場合にのみ、取りかかればいいことになります。
ただし、タスクによっては至急というものもあるでしょうから、その場合は、□のところに大きく○をつけて、忘れないようにしたりする工夫は必要です。

行動予定

仕事中、頻繁に書き込むのはこの右側のスケジュール欄になります。
タスクを着手した時間を書き込み、おわったら完了時間まで矢じるしをひっぱり、矢じるしの上にかかった時間を()で書き込んだりしています。
これにより、各タスクにどれくらい時間がかかったか確認することができ、次回同様のタスクが発生したときに、どれくらい時間がかかりそうか推測することができるようになります。

また、一日を振り返ったときにかならずなにをやっていたかよくわからない(矢じるしが引かれていない)時間が出てくると思いますので、なにをそのときやっていたかを振り返ることで、より効率的に仕事を消化できるようになってくると思います。

以上、ナカバヤシのTodayノートをご紹介してきました。

個人的にはリング綴じ以外はかなりベストマッチなノートですので、強力なライバルがあらわれない限り、使っていきたいと考えています。

ベルツノへの食事の与え方を考察

先日、8日ぶりに我が家のベルツノ さんに餌をあげたところ、おなかがパンパンになって、土に潜ることも難しくなってしまった為、現在、餌を欲しがってくるまで与えないようにしています。

今年の9月頃 ちょっと太り始めているような。。。

10月27(火)を最後に与えていないのでもうすぐ3週間が経とうとしていますが、いまのところそんなにまだ食欲はなさそうです。
おなかもちょっと萎んだとはいえ、まだぷっくりとしております。(笑

ちなみに、我が家のベルツノ さんはお腹が減ってくると、動いているものに敏感になったり、水槽の壁にベロをつけてねろねろになったりします。

そこで今回は9月からの食事を与えた記録と、ウンチの記録をまとめておこうと思います。(ちなみに我が家のベルツノ さんは5歳くらいです。)

もしこれからベルツノ さんを飼おうとしている方や、成長してきたけど餌をどれくらいの感覚で与えたらいいかわからないと悩んでいる人は参考にしていただければとおもます。

秋から冬にかけて、徐々に2週間以上間隔を空けていった方がよい

我が家のベルツノ さんには、これまで人工餌しか与えたことはありません。
家に来たころはとても小さく500円玉くらいの大きさしかありませんでした。その頃は週に2〜3度、餌をあげていたと思います。

現在では5年くらい経ち、15cmくらいにはなっているかと思います。

ことしの春ごろ、まだ今より痩せてますね

やはりベルツノ さんも歳を取るごとに食事の回数は減っていき、1年くらい経過したころには多くて週1ペース(冬は2週間に1回程度)になってきています。

以下の🐸マークのところが5年経過した最近の餌の状況です。毎食、人工餌のパッケージについてきたスプーンすりきれ1杯(約5cc)を水でこねて、2回に分割して与えています。

🐸
10🐸1112
1314💩1516171819
20🐸212223242526
272829🐸30
2020年9月・・・月4回エサをあげてます
4💩🐸10
11121314151617
1819🐸2021222324
252627🐸28293031
2020年10月・・・月3回エサをあげてます
1011121314
15161718192021
22232425262728
2930
2020年11月・・・本日11/15時点で0回、そろそろかな〜

ちなみに💩マークはうんちをした日です。いまは大体1ヶ月に1回くらいですが、冬になると2〜3ヶ月に1回くらいになりますね。

以下の記事で、なかなかうんちをしてくれなかったときにことを書いていますので、なかなかうんちをしてくれなくて心配だなーという人は参考にしてみてください。

http://k2-ornata.com/horned-frog-constipation/

(ご参考)我が家のベルツノ さんの餌について

我が家ではスドーさんのFROG STAPLE FOODが定番になっています。

このパッケージの裏に餌の与え方が書いてあります。
付属のスプーンすりきれ1杯を週1〜3回与えてくださいとありますが、これは1歳くらいまででしょうね。
お医者さんに連れて行ったときにも言われましたが、大人になると2〜3週間くらいあげなくても全然大丈夫だとのことです。

またよく見てみると、「与えすぎなどによって腹部が膨張状態になることがありますが、自然に戻ります。戻るまでの間、給餌は控えてください。」と書かれております。
いま我が家のベルツノ さんはこの状態かと思いますので、やはりお腹が引っ込むまでもう少しまった方がよさそうですね。