すでに XSOAR には ChatGPT にアクセスする為のインテグレーションがありますが、Youtube をみるとそれを自作する動画があったので、勉強の為、真似して作成してみました。
ただし、Youtube の動画のPythonをそのまま利用してもエラーがでてしまったので、ChatGPT と相談しながら修正しました。
それ以外の詳しい手順は以下のYoutubeをご覧ください。
1.BYOIボタンを押す
まず、XSOAR にログインし、左下の settingsメニューから Integrations – instances に進みます。
すると右上に「+BYOI」ボタンが表示されるので、それを押します。
2.Integration Settingsを設定する
「+BYOI」ボタンを押すと、右側に Integration Settings が表示されるので、その中の、
・BASIC
・Parameters
・Commands
などの設定を Youtubeを見ながら実施していきます。
3.Pythonコードをサイトからコピペする
Youtube の中に出てくるPythonコードは以下のGitHubで公開されていますので、これをコピーし、左側にデフォルトで提供されるPythonコードと置き換えます。
https://github.com/vidura-supun/XSOAR-CHATGPT-Integration/blob/main/ChatGPT.py
4.Pythonコードを少し修正する
GitHubからコピーしてきたPythonコードをそのまま利用すると後述の Integrationの接続テストの際に、以下のエラーが発生してしまいます。
Authorization Error: make sure API Key is correctly set (85)
どうやら ChatGPT APIにアクセスするための認証ヘッダーの定義が Youtube 公開当時から変わった?ようなので、22行目を以下の通り書き換えます。
変更前 self._headers = {'Authorization': self.api_key, 'Content-Type': 'application/json'}
変更後 self._headers = {'Authorization': f'Bearer {self.api_key}' , 'Content-Type': 'application/json'}
あとで調べたのですが、ChatGPT ではAuthorizationヘッダを用いた Bearer認証というものを利用しているみたいですね。(BASIC認証の親戚みたいな感じですね。)
5.テスト接続する
4.の修正後、Integration設定画面から「Test」ボタンを押すと、以下のとおり正常に接続することができました。
この後問題なく「user_question」コマンドを実行することもできました。
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