世界最軽量の634g 富士通FMVのノートパソコンが本当に軽くて驚いた

k2-ornataのkuroです。
とにかく軽いノートPC!!昨日買いました。

なんとなんと本体の重さ634g

富士通ノートPC FMV UH-X/G2

ここ最近、冬になると必ず腰痛になっていました。
原因はだいたいPCを持ち上げたり移動させたとき。
以前は会社で支給された重さ約2㎏の一般的なPCを使用していました。
リモートワークで運動不足になり凝り固まってしまった体にはこの重さはかなり負担でした。

13.3インチで使いやすい

昨日購入したノートPCは、Fujitsuさんの「FMV UH-X/G2」です。
なんと重さ634g!!
世界最軽量、しかもMade in Japan。
一般的なノートPCの約1/3の重さ。これはもうミラクルです。

お店でこのPCを初めて持ち上げたとき、あまりの軽さに落としそうになりました。
片手でらくらく、ちょっとした雑誌を持ち上げる感覚。
中身が入っていないのではないかと思ってしまうような軽さ。
衝撃でした。

カラーは黒色のピクトブラックのみ。この艶消しで手で触るとカシャカシャいう素材がちょっとおもちゃっぽくて、人によって好みが分かれると思いますが、このおもちゃっぽさがわたしはとっても気に入りました。

あともう一点、個人的に気に入っているのが指紋認証付きの電源ボタンです。
PCのふたを開けて、電源ボタンを押すだけですぐに使えるのが本当に便利。
パスワードの誤入力や覚えておかなければならないストレスから解放されました。

デザイン第一主義のわたしとしては、自分のPC買うなら絶対Mac!!と考えておりましたが、今回あっさりこのPCを選んだことに自分でも驚きです。
昨日買ったばかりなのでまだ使いこなせていませんが、まずはPCを出すときのよっこいしょという声がなくなりました。
片手でさっと出せてさっとしまえる。

軽いPCってすばらしい!!

SOARと連携させるActive DirectoryをWindows Server 2019上に構築してみた

SOARへのログイン連携や、SOARからのユーザ情報問い合わせの為に、MacにインストールしたParalleles Desktop上にWindows Server 2019をインストールし、その上にActive Directory機能をセットアップしてみました。

SOARと連携に必要なWin2019作業

SOARのAD連携用のインテグレーションと連携させるには、Windows Server 2019上に最低限、以下の機能を構築する必要があることがわかりました。

・Active Directory ドメインサービスのインストール
・DNSサービスのインストール
・AD上でのドメインユーザの作成
・DNSサービスでの前方参照ゾーンの設定(DNSをADと一緒に作成すると自動的に作成される。)
・DNSサービスでの逆引き参照ゾーンの設定

AD上でのドメインユーザ作成

SOARと連携させる際の認証ユーザを以下の通り作成しました。

ADでのユーザ作成(Microsoft Windows Server 2019)

Autoruns v14.0でVirusTotal連携機能を確認してみた

最近、Windowsのスタートアッププログラムをチェックするツール Autoruns の最新版が公開されたというニュースが流れていたので使ってみました。

私は知らなかったのですが、v13.0からVirusTotal連携機能というものが実装されており、Autoruns でピックアップされたプログラムのリストから、右クリックで簡単にVirusTotalでマルウェアではないかどうかのチェックができるようです。

Autorunsはインストール不要

マイクロソフトのページからAutorunsのZipファイルをダウンロードします。

マイクロソフトのautorunsダウンロードサイト

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると以下の5つのファイルが展開されます。

Zipファイルを展開したところ

このようにインストーラは無く、exe ファイルが含まれているだけなので、これを実行するだけで Autoruns のGUIが起動します。

64bitマシン用としては、Autoruns64 と 64a の2つのexeがありましたが、aはAMD用かなと思い、Autoruns64を実行したところ、ライセンス同意書が表示された後、無事に起動しました。

Autoruns 起動直後

VirusTotalと連携

それでは、AutorunsをVirusTotalと連携させてみます。

上部の[options]から[Scan Options]を選択します。

Autoruns にて Scan Options を選択

以下のポップアップが表示されますので、[Check VirusTotal.com]とその下の[Submit Unknown Images]にチェックを入れ、[Rescan]を押します。

Autoruns Scan Options

ただ、これだけだと何も起きませんでした。

そこで、プログラムを右クリックし[Check VirusTotal]を選択してみました。

Autoruns VirusTotal実行

すると、下図の赤枠の通り、VirusTotalの実行結果が [0/75] と表示されました。

Autoruns VirusTotal 結果

なお、[0/75]のところをクリックすると、VirusTotalのサイトがブラウザで表示され、詳細な結果を確認することが可能です。

VirusTotalサイト

このツールを使ってみると、予想外にスタートアップで起動しているプログラムが多いことがわかりますので、一度、使ってみるといいと思います。

IE 11のTLS 1.0, 1.1をバッチで無効化してみた

最近、TLS 1.2の利用が推奨されてきていることで、Windows 10 のIE 11 の詳細設定でTLS 1.0, 1.1を無効化してみたのですが、IEを再起動する度に設定が元に戻る現象が発生しています。

その度に毎回、IEの詳細設定を開くのも面倒なので、バッチにより直接レジストリを変更する方法を確認してみました。

reg addコマンドでレジストリを直接編集

実際にコマンドプロンプトから入力したコマンドは以下の通りです。

reg add “HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings” /v SecureProtocols /t REG_DWORD /d “0x0800”

ここでは、以下の3つの情報を設定しています。

レジストリの場所:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
レジストリの名前:SecureProtocols
レジストリの種類:REG_DWORD
レジストリの値 :0x0800

また、設定した値が正しく反映されているかは、以下のコマンドで確認できます。

reg query “HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings” /v SecureProtocols

実際にコマンドプロンプトで実行した結果は以下の通りです。

Windows 10 のコマンドプロンプト

その後、実際にIE の[インターネット オプション]から[詳細設定]を見てみましたが、以下の通り正しく反映されているようでした。

IE の[インターネット オプション]-[詳細設定]

メール送受信時の文字コードについて(その1)

最近、メールを送受信する際の文字コードについて調べる機会があり、自分の理解を確実にする為にここにまとめてみることにしました。

したがって、もしかしたら勘違いしている点もあるかもしれないので、その時はご容赦ください。

1.文字コードとは?

そもそも文字コードとは何なのか?ここをちゃんと理解できている人は少ないのではないかと思います。

しかし、ここをちゃんと押さえておかないと、あとで必ず混乱してくると思います。

まず、文字コードというと以下の2つの意味があります。

a. 文字を表示する際などに実際にコンピュータが扱う数字(バイト表現)
b. 人間がコンピュータとやりとりする為に文字に割り当てられた番号(符号化文字)

2つの文字コード

おそらく今回このページを見ている人の多くは、b.の「符号化文字」のことを文字コードと考えているのではないかと思います。

この符号化文字は、特定の文字の集合(文字集合)の中で各文字が一意に特定されるように番号が割り当てられています。

なお、符号化文字については以下のサイトで詳しく解説されていますので、とても参考になると思います。

<参考サイト>
・わわわIT用語辞典(https://wa3.i-3-i.info/word15291.html)

次に、文字集合について少し解説します。

2.文字集合(文字セット)

世の中にはアルファベットやひらがな、漢字以外にも様々な言語の様々な文字があり、さらにはコンピュータで利用される制御文字などもあります。

それらの文字をどこまでセット(1つのまとまり)にするかで、様々な文字セット(文字集合)があります。

例えば代表的な文字集合は以下の通りです。

文字セット含まれる文字
ASCIIAmerican Standard Code for Information Interchangeの略
アメリカンなので米国で定義されたのでしょう
JIS X 0208いわゆるJIS第1第2水準漢字
JIS X 0213JIS X 0208に対してローマ数字や丸付き数字などを追加したもの
Unicode世界で使われる全ての文字を共通の文字集合で利用できるようにしようとしたもの
代表的な文字集合

なお、文字集合についてもっと詳しく知りたい人は以下のサイトが参考になると思います。

<参考サイト>
・ウィキペディア 文字集合(https://ja.wikipedia.org/wiki/文字集合)

ここまでで符号化文字と文字集合がざっくり理解できたと思いますので、次に符号化文字集合を説明します。

3.符号化文字集合

符号化文字集合とは、言葉通り、符号化された文字集合です。

したがって、代表的な符号化文字集合としては、「2.文字集合」にて表にまとめた ASCII や JIS X 0208、JIS X 0213、Unicode などがあります。

4.文字符号化方式(文字コードの一つ)

文字符号化方式には、ASCIIやEUC-JP、Shift_JIS、UTF-8などがあり、これらは普段コンピュータを利用している中で馴染みのある人が多いのではないでしょうか?

また、普通の人?はこれらを指して文字コードと言っていることが多いと思います。(実は私もそうでしたが、正確な表現ではなかったようです。)

今回の記事ではここまでにして、次回はメール送信時の文字コードについてまとめたいと考えています。

Windowsバッチファイル:CSVファイルの文字変換と列入れ替え

最近、一日一回、私のメールボックスにあるデータが登録されたCSVファイルが送られてくるようになったのですが、そのフォーマットに少し気に入らない部分があるので、それを書き換えてくれるバッチを作成してみました。

以下はメールで送られてくるCSVファイル(list.csv)のサンプルです。

【オリジナルのlist.csv】
add,full,num,lev
aaa,,0410-1,a
,bbb/,0410-2,b

これを以下のように書き換えたいと考えました。

【書き換え後(標準出力)】
add,full,num,lev
aaa,,0410-1,a
bbb,,0410-2,b

書き換えのポイントは以下の通りです。

1.2列目(full)の値の最後に”/”が付いていた場合は、それを削除する。
2.1.で書き換えたものを2列目(full)から1列目(add)に持っていく。

これだけのことですが、たくさん勉強することがありましたので、実際に作成したバッチを見ながら、処理を解説したいと思います。

バッチファイルのポイント解説

最終的に作成したバッチファイルは以下の通りですが、ポイントを解説していきます。

@echo off

setlocal ENABLEDELAYEDEXPANSION

for /f "tokens=1-4 delims=," %%a in (list.csv) do (
set line=%%a
if "%%d" == "" (
echo !line:/=!,,%%b,%%c
) else (
echo !line:/=!,%%b,%%c,%%d
)
)

endlocal

for /f “tokens=1-4 delims=,” %%a in (list.csv) do (

この5行目では、ファイル(list.csv)を1行1行読み込んでいます。
この時に、delims=,で”,”を区切り文字として4つのデータに分割し、それを
tokens=1-4と書くことで、%%a〜%%dの4つの変数にに入力しています。

set line=%%a

この6行目では、%%aに入力されているデータをlineという変数にセットしています。

if “%%d” == “” (

この7行目では、%%dに入力されているデータがあるかどうかで条件分岐させています。

【ポイント】なぜ %%d で分岐させているのか?
“,”を区切り文字として一行ずつ%%a〜%%dにデータを取り込んでいるので、普通に考えるとすべての行で%%dにデータがはいってきそうです。
(例えば、1行目は”lev”、2行目は”a”といった具合)

しかしバッチプログラムでは(空)のデータは%%aなどの変数にいれてくれず、次のデータが現れるまで同じ変数にデータをいれようとする仕様のようです。

したがって、list.csvの2〜3行目では%%a〜%%cまでしかデータが入ってこず、%%dが(空)になります。

あと、%%dを””で囲んでいる点にも注意が必要です。

echo !line:/=!,,%%b,%%c

この8行目では、!line:/=!の部分でlineに入っているデータに / が含まれていればそれを削除(つまり「/=(空)」と書いているイメージ)した上で、後続の”,,%%b,%%c”と一緒にechoで標準出力しています。

なお、この変換処理の為に、バッチの最初と最後に
setlocal ENABLEDELAYEDEXPANSION

endlocal
を書いています。

このあたりはおまじないと考えておけばいいようです。

echo !line:/=!,%%b,%%c,%%d

この10行目では”!line:/=!”に%%aのデータが入っているので、%%a,%%b,%%c,%%dと順番どおり出力しているだけになります。

As/Rでリモートワークを快適にしよう

最近、コロナの影響で自宅からリモートワークすることが多くなっていますが、自宅の通信環境が万全とは言い難く、また会社のVPN環境のキャパシティがあやしいこともあり、Windowsのエクスプローラの動作が非常に遅いことがネックになっていました

そこで、もっと動作の軽いファイラーがないか探していたところ、AS/Rという良さげなものを見つけたので利用してみることにしました。

通信環境が悪くてもさくさく動きます!

結果的には、Windows標準のエクスプローラでは10秒単位でかかっていた処理が、As/Rを使うと1秒程度で(見た目上)処理されるようになりました。

見た目上と書いたのは、実態としては、ファイルサーバ側の処理が追いついていなく、AS/R側だけ処理が完了したように見える為です。(新旧のファイルもしくはフォルダが同時に見える瞬間が発生します。)
おそらく、完全にファイルサーバ側と同期をとっているわけではなく、非同期で表示させている為でしょう。

ただ、この処理により見た目上はサクサク動作してくれて、ファイラーの操作自体にストレスを感じることはほとんど無くなりました。

以下にAs/Rのインストール手順を簡単に書いておきます。

1.As/RをWebからダウンロード

As/Rは以下のサイトからダウンロード可能です。

窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/asr/

AMA Soft(作者のページ)
https://all.undo.jp/asr/

なお、作者のページには、このAs/Rがウィルス対策ソフトで誤検知されることが多いと記載されています。

しかし、これまで数ヶ月利用していますが、私の環境では検知されたことはありません。
誤検知が多いウィルス対策ソフトは、作者のページで確認してください。(おそらく日本ではマイナーなウィルス対策ソフトではないかと思います。)

2.プログラムを展開&初期設定

ダウンロードしたファイルはexe形式になっており、これを実行するとファイル名と同じフォルダが同ディレクトリに展開されます。

これで終わり?と思ってしまうかもしれませんが、このフォルダの中に初期設定ツール(Setting.exe)が入っていますので、これを実行します。

As/R初期設定ツール

実行すると上の画面が表示されますので、ここから「初回インストール」ボタンを選択し、インストールを開始します。

この中でVC++ 2019のランタイムが要求されますので、必要に応じてダウンロード&インストールを行います。(インストールした場合、OSの再起動が必要です。)

その後、ウィザードに従い初期設定を進めてください。無事、初期設定が完了するとデスクトップにショートカットが表示されているはずです。

3.導入後、ちょっとした設定変更をおすすめ

As/Rの起動直後の画面は以下の通りです。

As/R起動直後の画面

初見、非常にシンプルで良さげなのですが、ちょっとフォントが大きすぎる気がするので、少し設定を変えた方がいいかなと思います。

私の場合は、以下の方法でフォントの大きさを変えて使っています。

[参考1]フォントの変更方法

メニューバーから以下のように[ツール]-[環境設定]-[オプション]を選択します。

As/R

すると、以下のように「オプション」画面が表示されますので、その中から[全体]-[外観]-[色・フォント]を選択し、フォントを変更します。

As/R オプション

私の場合は18pから12pに変えてみました。その結果が以下の通りです。

As/R

なお、表示項目が足りない場合は、上記の通り表示項目のところで右クリックし、[詳細表示の設定]を呼び出すことで、追加することが可能です。

[参考2]エクスプローラ風にした場合

また、私は利用していませんが、左上のフォルダボタン(赤枠)を押すと、Windows標準のエクスプローラ風にもなります。(ちょっと重くなりそうですが。。)

As/R エクスプローラ風

リモートワークのお供にどうぞ

このAs/Rのおかげで最初戸惑っていたリモートワークがかなりはかどりるようになりました。

なお、こういったファイル操作と共に仕事の効率化に大きくするのが、Outlookなどのメール操作になると思います。
Outlook操作の効率化については、別途以下の記事を書いていますので、ご参考にしていただければと思います。

http://k2-ornata.com/book_outlook/

Windowsのセキュリティチェックに使えそうなコマンドについて

セキュリティ関係のお仕事をしているにもかかわらず、Windowsを使い始めてあまりコマンドラインを使わなくなってきている為、これではまずいと思い、いろいろ調べてみようと思っています。

なぜなら、外部から攻撃してくるハッカー(クラッカー)は通常、コマンドラインをつかって情報収集した上で攻撃を仕掛けてくるので、その知識を吸収し防御に生かしていければと考えています。

WMIC コマンドでいろいろな情報を取集する

そもそもwmicとは何かということですが、最近のWindowsには「Windows Management Instrumentation」というWindows管理(計測)機能が実装されていて、それを操作するコマンドがwmicコマンドらしいです。(たぶん)

このコマンドはWindows Homeでも実装されていて、インストールした直後から利用することができます。以下はその一例です。

1.wmic qfe で適用済みのパッチ情報を入手

wmic コマンドに qfe をつけるとWindowsに適用されているパッチの一覧が表示されます。
ちなみに、qfeは、Quick Fix Engineeringの略らしいです。

以下は、適用済みパッチに関するCaption,Description,HotFixID,InstalledOn情報を表示した結果です。

wmic qfe get Caption,Description,HotfixID,InstalledOn の実行r

【コメント】
重要なパッチが適用されていない場合は、攻撃対象となりますので早急な適用が必要です。

ちなみに、systeminfo コマンドでも適用済みのパッチを確認できますが、wmic の方がこまかく情報がとれそうです。

2.wmic useraccount でユーザアカウントを確認

こちらはwmic useraccount でWindowsに登録されているアカウントと有効状態を確認した結果です。

wmic useraccount get caption,domain,disabled の実行例

【コメント】
不要なユーザは無効にしておくことをお勧めします。これらのアカウントを利用して攻撃される可能性があります。また、攻撃された結果、身に覚えのないアカウントが作成されている可能性もあります。

ちなみに、net userコマンドでもユーザアカウントの情報は取れますが、やはりwmicの方が情報を細かくとれそうです。

とりあえず現時点では気になったwmicコマンドのみ調べてみましたが、今後いろいろ追加していきたいと考えています。

Windowsの動作を早くするために、iMacのメモリを増設してみた

ちょっとタイトルが紛らわしいかもしれませが、先日、iMacのParallel Desktop上にノートPCのWindowsを移行してみました。

http://k2-ornata.com/parallels_windows_migration/

しかしながら、思ったより動作がもっさりしていたので、iMacの物理メモリを増設することにしました。

ただ、その時に8GB×2枚にするか、16GB×2枚にするか悩んでしまったので、その経緯と購入した結果を書いておきます。

テキストレベルの作業なら8GB×2枚で十分

結論から言うと、8GB×2枚を購入しました。
しかしながら、ポチったあとにParallels Desktopの設定を良く見てみるとWindows 10に対するデフォルトのメモリ設定が3GB付近になっていました。
それを物理メモリが8GBの時のMaxである4GBまで増やしてやると、そこそこ動くようになりました。

Parallels Desktopの設定画面

正直、メモリを追加しなくてもなんとかなったかなぁと思いましたが、まあ、保険と今後の為と思うことにしました。

なお、余談ですが、Parallels Desktop上に新規にWindows 10 Homeをインストールした場合は、デフォルトの3GBでもサクサク動いていました。
きっと、移行したWindowsがもっさりしているのはいろいろゴミが溜まっているからだと思いますので、今度整理したいと考えています。

Timetec Hynix 8GB×2枚を購入

私の所有しているiMacは、以下のとおり27-inch, 2019となっていますが、いろいろ調べたところ、2019バージョンも2020バージョンも同じメモリを使えそうです。

アップルマークから「このMacについて」を表示したところ

上記の画面から「システムレポート」を選択すると、ハードウェアの詳細情報を以下の通り確認できます。

システムレポート

上記のレポートを見ると、購入時のメモリがスロット0と2 に刺さっていて、製造元がSK Hynixとなっていますので、これをキーにどのメモリが良いか検討し、以下の購入に踏み切りました。

微妙に名前の最初がSKとTimetecで違いますが、後ろのHynixが一緒だし、口コミをみる限り問題ないかと思いました。(どうも、正式にはTimetec SK Hynixという韓国の会社っぽいですね。)

ちなみに、同じ2019バージョンのiMacであっても違うメモリが刺さっていることもあるかもしれないので、まずは、上記のレポートでしっかり確認した方がよさそうです。

到着後、iMacにメモリを装着

iMacへのメモリの装着はいろんな方が記事で書かれているので、私もそのとおり実施しました。

ただ、なぜか最初に装着してOSを起動しようとした際には、いつまでたってもOSが起動しなかったので、ちょっと焦りました。(いつもより少し起動に時間がかかるとは聞いていましたが、1分以上経過しても起動しなかったので。)

そこで、追加で装着した2枚のメモリを一度取り外し、お互いのスロットを交換して再度装着したところ、何事もなくOSが起動してくれました。

ちなみに、装着後のシステムレポートの表示は以下の通りとなりました。

システムレポート

なぜか、”Timetec Hynix”もしくは”SK Hynix”とはならず、”8C26″となっていますが、速度は2667MHzのままで問題なく使えているので、気にしないことにしました。

WindowsライセンスをノートPCからParallels Desktopに移行してみた

前回、Windows OSをWindowsがプリインストールされていたノートPCからiMac上のParallels Desktopに移行しました。

http://k2-ornata.com/parallels_windows_migration

その後、問題なくWindowsが動作することを確認できたので、WindowsライセンスをノートPCからiMac上のParallels Desktopに移行することに決めました。
ただその際に少してこずったので、その時に実施した方法をここに記載しておきます。

結果的にはそんなにむずかしくはありませんでしたが、いろいろな情報が飛び交っている為、はじめて行う場合にはすこし戸惑うかもしれません。

1.ノートPC上のWindowsプロダクトキーを確認

まずはノートPC上のWindowsにて自分が所持しているプロダクトキーを確認します

もしまだWindowsのパッケージ(箱)を持っていればそれに書いてあると思いますが、保存していなければ、以下のコマンドをコマンドプロンプト(管理者権限)から実行します。

wmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey

すると以下のように、プロダクトキー(25桁)が表示されます。

Windows OSのコマンドプロンプト

これ以外にもPowerShellからコマンドを実行方法がありますが、こちらのコマンドプロンプトの方が簡単かと思います。

なお、コントロールパネルのシステムにも同じようなものが表示されていますが、そちらはプロダクトキーではなく、プロダクトIDなので注意してください。(まったく別物らしいです。)

2.Microsoftアカウントのデバイスを確認

次に以下のサイトにアクセスし、ノートPCがMicrosoftアカウントのデバイスとして紐づけられているか確認します。

Microsoft アカウント
https://account.microsoft.com/

Microsoftアカウントのデバイス画面

Microsoftアカウントのデバイスに、ノートPCの情報(ホスト名(マスクしている部分)と機種名(ここではS550CM))が表示されています。
この機種名が最終的に「Parallels Virtual Platform」になっているものに置き換われば成功です。

【参考】MacOSデバイスは登録できない?!
この作業の時にいろいろ調べていたところ、以下の記述を見つけましたので、最初はiMacなので無理かなーと思いましたが、少なくともiMac上のParallels Desktopはデバイスとして追加されるようです。(ただし、手動での登録は現時点では無理そうです。)

Microsoft Support

3.Parallels Desktop上のWindows OSにプロダクトキーを登録

ここでおもむろに、Parallels Desktop上のWindows OSにプロダクトキーを登録します。
1.で確認しておいたプロダクトキーをParallels Desktop上のWindowsのコントロールパネルから登録すればOKです。
プロダクトキーが正しければ、認証されるはずです。

4.MicrosoftアカウントのデバイスからノートPCを削除

プロダクトキーが認証されたことを確認の上、2.のデバイス画面からノートPCを削除します。

画面の「管理」をクリックすると詳細画面が表示されますので、その画面の上部にある「管理」から「ノートPC」を削除を選択します。

Microsoftアカウントのデバイス画面

これで、デバイスがまったく紐づいていない状態になったはずです。

5.あとはデバイスにParallesが登録されるまでしばらく待つ

じつは2.の【参考】に書いたとおり、MacOSデバイスは登録できないという記事があったので、最初、デバイス登録は諦めていました。
Windows上では認証されているのでこのままで問題なく使えるだろうと。

しかしながら、4.を実施後30分くらい経ったあとにもういちどMicrosoftアカウントのデバイスを確認すると、なんとParallelsがデバイスとして登録されていました。

Microsoftアカウントのデバイス画面

結果オーライですが、なぜ登録されたのかは良くわかりません。
おそらく、Parallels DesktopがMacOSデバイスではなく仮想環境からなのか、それとも手動では登録できないが自動では登録されるのか、そのどちらかだと思っています。

以上、お役に立てれば幸いです。